パネトーネ：京男雑記帳：SSブログ

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パネトーネ　[パン] [編集]

きれいでしょう！
実りの秋という感じがするのは私だけかな。
これは、ドンクのパネトーネ。
パネトーネ（panettone）は、イタリアの伝統的な菓子パンのひとつ。
ミラノの銘菓。クリスマスケーキとして、あるいはイースターに食べられる。
パネトーネ種の酵母を用いてゆっくり発酵させたブリオッシュ（Brioche）生地の中に、レーズン、プラム、オレンジピールその他のドライフルーツを刻んだものを混ぜ込んで焼き上げた、甘く柔らかなドーム型の菓子パン。
パネトーネ種は、生まれたての子牛が初乳を飲んだ後の腸内物質から取り出された菌を小麦粉と混合して作る北イタリアの特定の地方でしか培養しづらいとされている自然種（酵母）。日本で発酵・熟成には職人の高度な技術と勘が必要なんやそうです。
ちょっと高いし、切ったものしか買えません〜。

ブリオッシュ生地とは、バターと卵を普通のパンより多く使ったフランスの菓子風パン。
中世ヨーロッパでは、お菓子とされ、１８世紀のフランス王妃マリー・アントワネットが言ったと伝えられる。「パンが食べられないのならお菓子を食べればよいのに」に出てくる「お菓子」とは、ブリオッシュ生地のパンのことらしい。
そういえば、サバラン（sabarin）というお菓子もある。フランスの焼き菓子。ブリオシュを切って紅茶味のシロップをしみ込ませ、冷やしたものにラム酒やキルシュワッサー（サクランボの蒸留酒）をかけ、生クリームや果物を飾り付けたもの。フランスの偉大な食通、ブリア・サヴァランから名前をもらった。
最近、このサバランは見かけないな。まあちょっとこれは苦手やけど。

賞味期限が長くて、冬の季節を通して食べられる。
ちなみにドライフルーツが入らないものはパンドーロ（pandoro）と呼ばれる。
これからのシーズンにはぴったりね。

2006-10-10 04:48 nice!(11) コメント(22) トラックバック(0)
共通テーマ：日記・雑感

nice! 11

おはようございます。
和ばかりでなく、洋もお得意が良くわかりました。
お菓子の専門家？
単なる御菓子ファン？
甘党？
歴史も詳しい？
京都も詳しい？
もうここまで来ると・・・
教授と改名していただかなくていけませんね！！
by BPノスタルジックカーショー (2006-10-10 05:52)

＞BPノスタルジックカーショーさん、おはようございます。
いつも和では飽きてくるんです。
洋菓子の方が和菓子よりも専門的にわかるかも。
和菓子はようわからんかったのです。
京都のことも。意外でしょうが、京都にずっと住んでいると案外知らんことも多いんですよ。
だから意識的に調べるています。
ブログのおかげでなまけんと調べていますね。
街を歩いていても、色んな視点でみることができるようになった。ほんとブログのおかげです。
by 京男 (2006-10-10 06:05)

おはよう！
パネトーネ・・・タイトルの名前からはピンとこなかったけど、
写真を見たら、「あ～～！」　わかった(^_^)　　味も。
そういえば、ドンク、最近行ってないわぁ。　　行ってみようかな♪
パネトーネ種？　　自然種（酵母）なのね。　　へえ～！
by (2006-10-10 07:43)

＞四女のこはるびよりさん、おはようございます。
こちらはいいお天気ですよ。
お洗濯日和ですね。
パン買い病としてはそそられる記事でしょ。
たべたくなったんじゃないかな？
パン屋さんへＧＯ♪
by 京男 (2006-10-10 07:46)

おはようございます。
パネトーネ！！最近フランスパンがお気に入りなんですが（フランスパンばかり買ってます。笑）、今日はパネトーネを買ってきます！！
本当は、いますぐにでも食べたいのですが・・・。＾＾；
by (2006-10-10 08:03)

おはようございます。
当然のごとく知りませんでした。
大分、レベルが違うのですが、レーズンパンは結構好きで食べます。
家族でレーズンを食べるのは私だけですので、これはいつの間にか無くなることがありません。
すみません、低次元の話で、私のレベルはこんなもの(^_^;)
by すー (2006-10-10 08:08)

おはようございます。
とってもお勉強になりました！
ブリオッシュ生地のパン、いつか作ってみたいけれど、
以前作って、ものすごいバターの量に驚きました。
フランスでは昔はブリオッシュとクロワッサンは
ブルジョワの朝食・・・と聞いたことがあります。
マリーさんて、ほんと、「天然お嬢」なのですね。
by (2006-10-10 08:09)

＞kurumiさん、おはようございます。
意外と買いませんね。
私は最近、ペックのフォカッチャとかチャバッタ系が好きかな。
今日の記事をみると食べたくなるでしょ。（笑）
by 京男 (2006-10-10 08:17)

＞すーさん、おはようございます。
知らなくて当然ですよ。気にしないでください。
でもドンクのこれは一度召し上がれ。
きっと満足されますよ。
家でレーズンを食べるのはすーさんだけなんですか。
いいじゃない。このパンは日もちしますからひとりで楽しんでみてはいかが？（笑）
by 京男 (2006-10-10 08:19)

＞おちゃめでグルメな乙女さん、おはようございます。
ブリオッシュ生地というのは魅力的ですね。
この生地で器をつくって、バターライスやカニやエビをホワイトソースを詰めたのとかは、好きなんです。
最近、フランス料理がフレンチという風になってからなくなったメニューかもね。フレンチのシェフではつくれんのかな。
最近、ソースもまともにつくれんヤツが多いしな。
マリーさんのように言ってみたいね。（笑）
by 京男 (2006-10-10 08:27)

おいしいパンのある朝食は
気持ちを豊かにしてくれます。
朝食は一日のスタートですものね。
大切にしたいです。
私もドンクよく行きますよ。
ミニクロワッサンの行列に並ぶこともしばしば・・・
by タンタン (2006-10-10 08:45)

友人のパン屋さんから、中々手に入らない本物のパネトーネ菌を使った物をいただいたことがあります。その美味しさはしっかり記憶に留めてあり、それ以降それ以上に美味しいのに出会っていません。クグロフも型も可愛いですね。
この頃京都には、注目しているパン屋さんが数軒あります。殆どパン食の私です（お米が嫌いなわけではありません）が、時間的に自分で作れないので、美味しいパンを探して放浪中です（笑）
by アマテラス (2006-10-10 08:57)

＞タンタンさん、おはようございます。
理想はリゾートホテルの焼き立てのパンね。
サラダとか果物をいっぱい食べながら・・・。
焼き立てのクロワッサンをカフェ・オ・レにちょっと浸して食べるのも好き。
出張では、もっぱら和食ですが。
取りに行くのが邪魔臭いからかな・・・。
ドンクのミニクロワッサンも美味しいね。
当家の女性たちの好物なんです。
by 京男 (2006-10-10 09:11)

＞アマテラスさん、おはようございます。
いいな〜もつべきはパン屋さんの友人ね。
食べてみたいな・・・。
京都の注目のパン屋さん・・・教えて〜！
パンは自分でつくるのもいいけど、やっぱりプロのが好きかな。
最近腕のいい職人さんが少なくなったな。
それにどんどん小さくなるし。
まあ値上げできないのはわかるけど。
by 京男 (2006-10-10 09:15)

こんにちは。
パネトーネ！　　懐かしい～。
ブラジルでもクリスマスの時期に食べるの。
毎年会社で試食会をして、社員に配るパネトーネを決めてたのね。
だから１１月はパネトーネ三昧だったわぁ。　　笑
日持ちがするから、保存食にも良かったみたい。
ドンクのパネトーネは、どんなお味かしら？　　気になるわぁ。

ブリア・サバラン、てっきりお菓子の名前だとばかり。。。。
人様のお名前だったのねっ。
by ぽちくん (2006-10-10 12:32)

＞三女のぽちママさん、こんいちは。
さっきまでセミが鳴いていた〜。
なんか季節が戻ったみたい。
ブラジルのクリスマスではパネトーネなんですね。
ということはポチママさんはブラジルにいたんだ。
すごい！
神戸でもありそうね。
ブリア・サバランは、1825年『美味礼讃』を書いた人。
この本の中にグルマンという言葉がでてきて、グルメなる言葉ができたんです。意外とみんな知らない。
「ふだん何を食べているのか教えてごらん、どんな人だか当ててみせよう」
「新しい星を発見するよりも新しい料理を発見するほうが人間を幸せにするものだ」
「消化不良に苦しんだり泥酔したりするものは、飲食の真髄をまったくわきまえていないのである」
なんていう言葉が有名ね。
by 京男 (2006-10-10 14:06)