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お多福桜・・・御室仁和寺 [社寺]

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京都の桜の最後を飾るのが御室仁和寺の桜。
通称「お多福桜」。

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なんでそんな名前になったか?
お多福さんは、昔のタイプ美人さん。
この間、デパ地下の販売店さんで昔のタイプの美人さんがいたな。
服装を天平時代や平安時代にしたらすばらしいだろうなと京女と話していた。

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↑千本釈迦堂「おかめ」さん

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↑伏見稲荷大社、初午の「しるしの杉」御符(しるし)
 この面は、おかめでもお多福でもないそうです。
 (伏見稲荷大社の社務所に電話したんですよ)
 稲荷山南山麓の大亀谷→おおかめ→おかめとなったんと違うやろな・・・。
 ひょっとこして、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)は、伏見稲荷大社では、女神ということになっているので、本人のお姿かも。伏見稲荷大社はキツネを祀っているんじゃないですからね。ほとんどの人は知らないで参詣している。

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閑話休題
昔のタイプの美人さんは、顔の輪郭が甕(かめ)で、ほっぺとおでこが出ていて
お鼻がつつましやか。
前にコケても鼻を打たない。
この鼻が低いということと、花の咲く位置が低いということで
「お多福桜」という名前になった。

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行った日は、4月14日で天気的にはベストでしかも満開状態だった。
空の広がりをたのしめました。

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この仁和寺の桜は、とても不思議な桜、
八重咲きタイプの桜なんですが、生えている地面の岩盤が固くて、深く根が張れない。だから樹高が低くなるんです。
樹高が低い分、がっしりとした感じでとても豊かに咲きます。
京都では、この桜が一番遅く咲きます。

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花が目と鼻の先にくるのはおそらくここか、わが家のベランダぐらいかな。
香りがするのです。
それがなんと桜餅の匂いなんです。
よくアロマで桜の香りというのと全然違う。
なんでやろ。あれは桜をイメージした香りということなんやろな。

Twitter→@kyo_otoko
タグ: 京都 社寺
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みゆき

こんにちは。

京都在住です、調べ物をしていて到着しました。

松尾の梅宮大社の八重桜もきれいですよ。

ここは年中花が楽しめ、人が少なくお気に入りの所です。

お気に入りにしたので、時々お邪魔します。
by みゆき (2010-04-16 14:42) 

京男

>みゆきさん、こんにちは。
梅宮大社の八重ですか。桜は知らなかったな。
花菖蒲のシーズンにはいくんです。過去の記事にあります。
桜は、来年のお楽しみとしておきます。
お気軽に見に来てください。
by 京男 (2010-04-16 14:54) 

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