そろそろ穢れがたまってきたなぁ・・・夏越し祓 [社寺]
今日6月30日は、夏越の祓(なごしのはらえ)が行われる。
神道にとっては年に2回の大祓(おおはらえ)。
もう1回は、年越の祓(としこしのはらえ)が12月31日にある。
今年も一番近い新日吉神社(いまひえじんじゃ)に昨日行ってきました。
本当は遠方に行きたいのですが、オープンカーで行かない方がよい空模様。
境内は静かでした。
もう茅の輪は設定されていた。
この新日吉神社の茅の輪は立派。
この状態ならゆっくり回れます。
茅の輪をくぐる時に次の言葉を唱えます。
「水無月(みなつき)の夏越(なごし)の祓する人は
千年の命のぶといふなり」
新日吉神社茅の輪くぐり動画←文字をクリックするとYouTubeの動画に移動します
お近くに神社のない人は唱えながらくぐってみてください。
本当はわれわれ庶民より、お偉い方々にくぐってもらいたいものですな。
茅の輪は明日も登場します。
新日吉神社地図
↑音羽屋「水無月」外郎、小豆
今日、音羽屋(といっても尾上菊五郎じゃない)に、よもぎあん餅を食べたくなって買いに行く。
※この音羽屋は大和大路五条下ルの音羽屋です。
置いてない!なんで??
↑音羽屋「水無月」黒みつ外郎、小豆
ご主人が「今日は水無月しかないんですわ。新聞で紹介されましたんや」と
結構、大きい掲載記事を見せてくれた。
ほんまは、よもぎあん餅がいいのに・・・。
でも今日は「夏越の祓い」当日だから、まあ仕方ないか。
この三角の外郎の上に小豆がのっているこのお菓子は、
京都人にとってはソウルスイーツ(そんな言葉あるんかいな)。
京都人は、京都以外でほとんど売ってないから、
夏越祓の時期に絶対あせるのがこのお菓子。
京都人のDNAに行事と食べ物が確実にすり込まれているんやな・・・。
過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します
Twitter→@kyo_otoko
今日は夏越さんでしたのですね。子供の頃毎年のように詣りましたが、茅の輪はありませんでした。和歌山県の田舎です。
by はまひるがお (2010-06-30 23:04)
>はまひるがおさん、こんばんは。
こういう考え方を小さい時から経験しておく方がよいように思います。
知らないから、自分というものを自分で考える習慣がないように思います。想像力が大切なのに。デジタル的な能力ばかり伸ばそうとして、結局自分がわからなくなる大人が増えたのかもしれませんね。
by 京男 (2010-06-30 23:33)