これも祇園祭・・・花笠巡行 [行事]
祇園祭は、1ヶ月続きます。
7月1日の吉符入りから始まり、31日の疫神社夏越祭まであります。
山鉾巡行だって昔は、二回行われていたそうです。
都の人々はよほど疫病や天変地異とかが怖かったんだろうな。
いまは、どうでしょう・・・。
現代人は、少々たくさん人が亡くなったり、天変地異やむごい事件が起こってもあまり感じていない。
その方がよほど怖いことだと思う。
さて、本日の写真は、24日の朝、法事があり、さっと行ってから自宅で服を着替え、大阪へ行く。
高島屋によって手土産を買ってから阪急電車で大阪へ行く予定。
四条方面行きのバスに乗っていると運転手さんの無線で
「・・・祭が木屋町を通っている」というのがかすかに聞こえた。
そうか「花笠巡行」なんだ!
バスを四条大橋のところで降り、河原町の方に歩いて行くと行列が見えた。
「ラッキー!」行列です。
暑い中小さな子供たちが着飾って歩いていました。
花傘巡行は、傘鉾や馬長稚児、児武者らが石段下を出発し、四条通などを練り歩く。
八坂神社に到着後(午後零時ごろ)、舞踊の奉納を行うのだそうです。
↑この背負っている袋状のものは母衣(ほろ)というもの。
背面からの流れ矢を防ぐ役割を果たすのと色で敵味方を区別するのに使われたものです。
本陣と前線部隊の間を行き来する使番に着用が許された。
エリートの印なんです。
ほんのすれ違い状態だったからあまりしっかり撮っていませんが、珍しいのでご紹介しました。
↓宮川町のきれいどころが乗ったのもあります。真昼の白塗はなんだかすごかった。
ここは、四条寺町の四条御旅所。神輿が3基おさまっている。
この神輿が午後5時頃から四条御旅所を出発。
市中を巡り、三条御供社で祭典後、神輿に明かりを入れ、
午後9時ごろから11時ごろまでに八坂神社に還幸する。
夜だから見たことがないのですが。
なんて言っている間にもう7月も終りですね。
京都はお盆のシーズンになっていきます。
Twitter→@kyo_otoko
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