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これで夏バテが解消するか? [洛外]

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↑嗚呼!!石焼まぶし!

もう夏バテでボロボロ状態なんだろうか・・・自覚はないけど。
いまさら、鰻ぐらい食べても同じかも。
なんて思いながらも、出張先でごちそうになりました。
ごちそうさまでした。
本日の鰻と8月18日の記事と比べてみてください。
京都と三重県四日市方面と質と量が全然違います。
値段はほとんど同じなのに・・・。
京都市内で、寿司、天ぷら、鰻はやっぱり高い!
昔は雑魚だった鱧まで高い。

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↑佃煮風鰻

夏バテを防ぐために鰻を食べる習慣は、日本では大変古くからあるようです。
『万葉集』にまでその痕跡をさかのぼる。
その頃は、鰻を筒切りにして蒲(がま)の穂風にして焼いて食べたらしい。
だからがま焼→カバ焼となった。

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↑白焼き、ひょっとして梅肉で食べるのもありかも。

いまのように開いて料理するようになったのは江戸時代後期なんだそうです。
鰻は、ビタミンAが豊富で100グラムで成人一日分の二倍含まれている。
ビタミンAは脂溶性で油と一緒にとると吸収されやすいものですが、EPAやDHAという栄養学上質の良い脂肪をたっぷり含んでいるウナギは、効率よくビタミンAを吸収できるというもの。また、ビタミンB1、B2やミネラルも多く、疲れ目や疲労感、倦怠感の回復に効果があり、夏バテ解消やスタミナ補強には最適なたべものです。
でも毎日京都で鰻を食べたら夏バテにはいいかもしれませんが、財布が夏バテになってしまうかも。

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↑鰻巻き

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土用の鰻というけど、鰻の旬は冬眠に備えて身に養分を貯える晩秋から初冬にかけての時期で、秋から春に比べても夏のものは味が落ちるらしい。
鰻って冬眠するんだ!

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↑石焼まぶし定食

それと鰻の刺し身って食べたことがないでしょ。
なぜか?
毒があるんですよ。血液に。
イクシオトキシン (ichthyotoxin)というタンパク質性の神経毒がある。
穴子にも含まれているそうです。
タンパク質性ということで60度5分程度の加熱で不活性化できます。
だから基本的に生では食べない方がいい。
口に入ると下痢、吐き気などの中毒症状を、目に入ると結膜炎を引き起こす。
また傷口に入ると炎症を起こす。
大量に食べると死亡する。
調理する人も目に血液が入ったり、指にケガをしている時は注意をするらしい。
生煮えの肝吸いとかは、危険なのかもね。

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↑焦げ目がなんとも美味しい

それとは別に、皮膚の粘膜にも毒素があるそうです。
鰻のつかみ取りとかはしない方がよさそうですね。

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↑薬味をのせて〜

鰻食物禁忌というのがある。 鰻を虚空蔵菩薩の使いとして、またはうなぎに災害から救われたので食べることを忌避するという伝承を持つ地域がある。
でもまだ狛鰻というのは見かけたことはないな。

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↑出汁をかけて〜

鰻は幼魚や卵が見つからず繁殖の過程が謎であったことから、古来山芋が変じて鰻になるのだという俗説があった。そのため、事物が向上発展することを指す「山芋鰻と化す」という表現があった。
「つかさ」地図

Twitter→@kyo_otoko
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