新嘗祭と火焚 [社寺]
昨日は新熊野神社(いまくまのじんじゃ)の火焚祭(ひたきさい)にいきました。
火焚祭のはじまりは宮中の新嘗祭(にいなめさい)なんだそうです。
新嘗祭は、23日の夜に天皇が神とふたりきりになってする大切な行事。
現在でも行われている行事です。
この新嘗祭が民間に伝わったのは室町時代で、それ以降、新米を炊くことから竈(かまど)の神の祭り、火の神の祭りへと転化していきました。
悲しいかな、こういう大事な行事が忘れられてきたかも。
紅葉狩なんてことばかり騒いでいる。
自然の恵みに感謝しなくなった国はどうなっていくのだろう。
世界的にみてもそういう感覚がはびこっているかも。
この新嘗祭が戦後(応仁の乱ではなく、第二次世界大戦)にGHQの占領政策によって天皇行事・国事行為から切り離される形で改められたものが「勤労感謝の日」である。
そろそろ勤労感謝の日から新嘗祭に戻した方がいいと思います。
いまの政権では、絶対に無理だろうけど。
お火焚祭の間に考えました。
とりあえずの記事でした。
たくさん写真は撮ってありますから、お火焚についてはまた記事にします。
お楽しみに。
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