ボタン、ぼた餅、そして牡丹・・・乙訓寺続き [社寺・和菓子]
本日の記事は、昨日の続き。
というか写真を没にするにはもったいないのでパート2。
↑やっぱりボタンはいい。
なんちゃって・・・。
これは去年観たルーシー・リー女史のボタン。
三宅一生が自分の作品を発表する時にルーシーさんからこういう陶器のボタンを借りたという逸話があります。
↑これはぼた餅。地方に行くとぼた餅といいますよね。
牡丹から来ている。「牡丹餅→ぼた餅」となったそうです。
京都ではおはぎというのが普通です。
きっと「ぼも餅」という発音に田舎くささを感じたのかな。
地方のぼた餅は、あまり甘く作らないから、お酒のつまみにしたりする。
宴会お酒を飲みながら、ぼた餅を食べるシーンを多々目撃しました。
なかなか怖い風景でした。
実は私、小さい時は、おはぎを食べなかったのです。
以上ボタンの雑談でした。
さて牡丹に戻ります。
私はやっぱり淡い色合いの牡丹の花がいいですね。
淡い色の方が派手の中にも清楚な感じのが好き。
↑紅葉のような京男の手と比べると大きさがわかるでしょ
白とか、淡いピンクでグラデーションになっているのがきれいですね。
牡丹の花は中国のイメージが強い。
中国では、牡丹は「富貴」を象徴する花なんだそうです。
確かに牡丹を見て貧乏は想像できない。
↑真ん中の雌しべのところが不思議な雰囲気
牡丹灯籠(ぼたんどうろう)も、元は中国明代の小説集『剪灯新話』に収録された小説に基づき、三遊亭圓朝によって落語の演目になった。
去年歌舞伎でみたけど、幽霊なんて全然怖くなかった。
あの話は、生きている人間の怖さをしっかり味わいました。
生きた人間の方が死んだ存在よりよほど怖い。
ただ怪談話の小道具として牡丹は怖いかも。
↑京都鶴屋鶴壽庵「牡丹」
↑白月餅、紅あん
Twitter→@kyo_otoko
2011-05-13 04:42
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