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過ぎたるは、なお及ばざるが如し [いらんこといい]

何をするにも、いき過ぎになっていると、それがどんなに良いことでも、むしろ不足ぎみや、不満足な状態と変わらない。
過度になってしまうようであれば、むしろ控え目にしている方がええみたいやね。

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昨日、ある方と久しぶりにお話ししていた。
その時の話題で「ビタミンEの取りすぎは、骨粗しょう症の原因になる」という話がでた。
これはサプリメントの危険性の検証だと思う。
アメリカでは、サプリメントの摂り過ぎで、さまざまな病気がでているという。
確かに摂り過ぎはよくない。
それも合成のモノを大量にとるのはよくない。
天然由来だといっても、サプリメントにする過程で人工的になる。

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いまだにコラーゲンを摂ると肌がきれいになると思っておられる女性も多い。
コラーゲンやエラスチン、コンドロイチンやグルコサミンもそうだけど、食べてから身体に取り込むのは、腸の絨毛細胞で、その時、いったんアミノ酸に分解されてしまう。つまり原材料になるということ。そして身体が必要としている場所に送られる。
だから顔や膝関節に行くとは限らないのです。
コラーゲン鍋を食べた翌日は、お肌がツルツルになったというのは、脂が浮いている状態なんですよ。
夢を壊してすんません。
それからコラーゲンやビタミンC入りの化粧品は、あまり効果ないかも。
(ビタミンCは酸化防止剤としていれるんです)
皮膚には、そんな能力はないのです。
効いたとしても、おそらくプラシーボ(プラセボ)効果でしょうね。
薬学博士といっしょに仕事をしていたので、そんなことは常識なんです。
でもテレビではいまだに言っているのが不思議。
テレビやラジオも収益が悪化しているから、健食業界の広告を断れないんだろうな。

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漢方薬でもそうだ。
副作用がないことはない。
「証(しょう)を立てる」という漢方医による処方でないと危険なんですよ。
西洋の医者はそれができない。
だから副作用はないというのも間違い。
これも漢方の専門家といっしょに仕事をしたからわかるのですよ。

ビタミンEの問題は、マウスと人間は違うということを言ってない。
投与の量が違う。
骨粗しょう症になると研究者は言う。
その学者さんたち、自分で人体実験をしてみたらいい。

情報を冷静に判断した方がいいかもしれませんね。
テレビの健康番組もあまり観ない方がいいですよ。
情報が歪んでいますからね。

※ブログで書く内容じゃなかったかも・・・

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都
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