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おいもさん [京ことば]

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京都市内は、まだ蒸し暑い。
夜にクーラーをつけて寝ている。
どうなっているんや!
もう10月中旬やし。
さすがにセミは鳴かなくなった。
もう二、三日したら涼しくなるらしい。
でもまた暑くなるのかも。
もぉー!

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そろそろ、おいもさんが美味しくなってきた。
母親に週に一度、焼き芋を持って行く。
この焼き芋を毎日少し食べていると調子がよくなります。
ちなみに京都市内で焼きいもを買う場合、専門のお店で買います。
お店で買う方が安心なんです。
しかも電話で取り置きしてもらえるというのもあります。
京男の場合は、取り置きして置いてもらって、タクシーでお店に行き、受け取りってそのままタクシーで実家や女房の実家に行きます。
焼き芋か蒸し芋かは、芋の種類によって違います。
写真の芋は、蒸し芋に向く品種らしい。

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きれいな切り口でしょ。
冷めたら冷蔵庫で保管して、天ぷらやおかいさんにします。

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京都では、「お○○さん」という表現をよく使います。
どちらかというと女性的な表現ね。
以下はに例を書いておきます。
発音の仕方が微妙で京都以外の人が言うと京都人じゃないとわかります。
そうやって京都人は、他府県の人を見分けている。
テレビを見ているとアナウンサーが変なイントネーションで関西弁や京都語を話す時がありますね。
そういう時、京都人は密かに笑うのです。
「他所のお人はしかたおへんなぁ〜」と。
陰湿でしょ。(笑)

おかいさん→粥
おまめさん→豆(煮豆の場合が多いかな)
おいもさん→さつま芋
おあげさん→油揚げ
おいなりさん→いなり寿司、伏見稲荷を指す場合もある
うんこさん→良い色形で出た大便
だいまるさん→大丸百貨店、他の百貨店は呼び捨て
おてらさん→僧侶個人よりお寺というニアンスが強いかな
おっさん→香典が高い僧侶
おきょうさん→近所の住職
おひぃさん→太陽
おほっさん→星
おひなさん→雛人形

なんとなく雰囲気わかりますよね。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都 ことば
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わん好き!

10月半ばに35度・・・大丈夫か、地球?
そう思いつつ、ススキにお芋さん♬
今日はお芋さんで鬼饅頭作ってみます!
by わん好き! (2013-10-11 09:57) 

京男

> わん好き!さん、こんにちは。
いまクーラーを動かしております。地球がおかしくなっていますね。
もう「いまだかつて経験したことのない・・・」もいわなくなりましたよね。もう有識者でも対応できないのかも。
鬼饅頭・・・しりませんでした。調べてわかりました。京都市内ではあまり見かけないタイプのお菓子ですね。
by 京男 (2013-10-11 10:21) 

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