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おもたせ? [洋菓子]

先日、知人のところに行くのにケーキを持参。
これは結構珍しいことかもしれません。
先日、突然訪問した時、手ぶらだったので今回は手土産だけの用件で訪問。
「お茶菓子を持ってきたのでいっしょに食べましょう!」と言いました。
何も言わないで、このケーキが出て来たら「おもたせですがすんません」と知人は言うのかな。

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最近、このお持たせが変な意味で使われているように思う。
「おもたせに最適」というのがあります。
もし、その品を先方さんに持って行き、でてこなかったらエライ損かもね。
地方にいくとそういうことがありますね。
確かに客が持ってきたものを客に食べさすのはちょっと失礼かも。
その家の人は、客を信用していないから、まず客に食べさせて安全かどうか探ろうとしている感じやね。(笑)

DSC02889.JPG

このケーキの場合は、相手が苺のタルトで私が胡桃のタルトを食べるということを前提に用意してありました。
もし、先方が胡桃のタルトを食べたら、私はかなりのダメージを負うことになる。(笑)
相手が苺のタルトを取るであろうことを計算して持参しました。
もっとも胡桃のタルトをお取りになったら「それは、私のと言うだろうな」
もう一種の手土産もありました。
先方は、それも食べようと出しかけた。
それは「あなたの朝食用」と言いました。

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↑月曜日に両親と食べに行った時、京男が食べたもの。ケーキだけでは、目の奥が甘くなりそうなので、バランス的に貼っておきます。

そうそう、「京のおもたせ」なんて言葉もありますね。
なんでも「京」と付けたら売れると勘違いしているようですね。
京都では、そんなのは通用しない。
京都はシビアな街なんですよ。
まあ、もって来られてもそれを指摘したりするほど、親切でないのが京都人かも。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都 洋菓子
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