甘露な竹 [和菓子]
↑鍵善良房「甘露竹」
久しぶりに鍵善の「甘露竹」を食べた。
何かというと青竹に水羊羹が入っているものです。
食べる時、節の底をきりで穴を開け、空気をいれるとツルッと出てくる。
それを黒文字で切っていただく。
まあ、口でチューチュー吸ってもいいけど・・・見栄えが悪い。
お嬢さん育ちの京女は、鍵善のモノでないと食べないのです。
贅沢な・・・。
爽やかな竹の香りが水羊羹に微かにするのもいい。
食べ終わったら、竹をバリバリ食べる・・・はできません。
勿体ない。
食べ終わった竹をどう使ったらいいやろ?
・筒にして入浴する時、湯船で潜った時、呼吸するのに使う。そうやって忍者の修行をするのです。
・糸電話を作る。
・鹿威しの作成
・子供用青竹踏み
・ヌンチャク
・竹とんぼ
・鬼化した妹の口枷として使う?
なんて考えておりました。
これは、デパ地下で見つけたハチクです。
値段を見て、すごいと思った。
先月、ハチクをたくさんお送りいただいたのです。
私の近所に筍なんてのは生えていませんからね。
お送りいただき、ありがとうございました。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
Twitter→@kyo_otoko
「七変化」といい「甘露竹」といいお菓子で季節を感じられるのは和菓子ならでは。日本人は繊細なんですね。
by 博多女 (2020-06-05 14:02)
> 博多女さん、こんばんは。
日本の繊細な和菓子は、素晴しいと思います。完全に楽しむには、感性を磨かないといけないですよ。
by 京男 (2020-06-06 19:00)