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善女大龍王 [社寺]

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梅雨の中休みですね。
まだ蒸し暑さは少ないのでましかな?
でもマスクが鬱陶しい。
涼しい・・・夏用のマスクなんていうのを数種取り寄せて使って見た。
やっぱりだめですね。
夏はマスクをしないのが一番。
新型コロナの対応は、適当でいい。
気温が30度以上の時は、マスクなしということにしましょう。

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さて本日は、東寺にある「善女大龍王」。
東寺の空海と西寺の守敏の雨乞い比べに関係ある。
伝承を見ると、守敏が7日間先行してだめだった。その後空海さんの番。7日の後だから普通に考えたら有利やね。

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↑善女龍王像 長谷川等伯・画 安土桃山時代 七尾美術館蔵

守敏が国中の龍神を瓶に閉じ込めた!その方が雨を降らすよりすごいやん。そうおもわはりませんか?
なんか釈然としない話やね。

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伝承・・・Wikipediaより転記
824年(天長元年)、時の帝、淳和天皇は長引く干ばつに対して興福寺(西寺とも)の守敏と東寺の空海に対して祈雨の修法を命じた。守敏が7日間にわたって修法を行うも効果少なく、次に空海が当時大内裏に南接していた神泉苑にて修法を行うが1滴の降雨もない。調べると空海の名声を妬む守敏により国中の龍神が瓶に閉じ込められていた。しかしただ1体、善女龍王だけは守敏の手から逃れていたので天竺の無熱池(むねっち)から呼び寄せて国中に大雨を降らせたという。 この時空海の前に現れた善女龍王は「高野大師行状図画」に九尺(270cm)の大蛇の頭の上に乗る八寸(24cm)の小さな金色蛇として描かれている。

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『今昔物語集』の第14巻、「弘法大師修請雨経法降雨語第四十一」にも、空海の請雨に応じる善如龍王が登場する。干ばつがあり、天皇の命により空海が神泉苑において多数の高僧と共に請雨経の法を執り行った。祈祷が7日間に及んだ時、祭壇の上に五尺ほどの蛇が出現したが、その蛇は頭に五寸ほどの金色の蛇を載せており、すぐに池に入っていった。空海の他は4人の高僧だけがこの蛇を見た。空海は彼らに、天竺の阿耨達池(阿耨達智池とも。あのくだっち)にいる善如龍王が請雨経の法の霊力を顕すために現れたと説いた。まもなく空が曇って雨となり、国中が潤ったという。

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雨を降らすなら、当ブログにいつも来てくださる「早起きおっさん」のすーさんの方が優秀だと思いますね。ひょっとしたらすーさんの背後に風神雷神がついたはるのと違うやろか?
雨を止める時は、京男の方が優秀だし・・・。

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(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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タグ:京都 社寺
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