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眼鏡極道 [モノ]

一昨日、奈良に仕上がった眼鏡を取りに行った。
今回奈良のDEER GLASSESで作った眼鏡が3本目。
多田羅さんにお世話になっています。
京都市内にあった眼鏡研究社が閉店し、探したのがここでした。
長年眼鏡研究社で作った眼鏡のメンテナンスも快く引き受けていただいています。
自分に合わせるだめにパーツを少しずつ調整して作った眼鏡群のメンテナンスは重要な課題だった。
多田羅さんとお話しすると眼鏡研究社の玉垣さんから「京都のこの場所でお店をやらないか」とお誘いがあったそうです。でも新京極の蛸薬師は、京都市の真ん中でいい場所ではあるのですが、人通りも多く、落ち着いて眼鏡を作っていられない。静かな環境で作業がしたいということで断られたらしい。
それでいいように思います。
奈良は、遠く感じるけど、時間は大阪と同じなんです。
しょっちゅう行く訳でないからいいのかな・・・と最近思うようになりました。

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↑上/DEER GLASSES、下/眼鏡研究社

私の眼鏡は、明治時代の眼鏡スタイルなんです。
鼻パッドがなく、眼鏡のブリッジを鼻で支える構造になっています。
テンプルもずれないようになっている。
乱暴に取り扱えないけど、慎重に扱う必要があります。
鼻に眼鏡が食い込むので型がつきます。それも慣れかも。
フレームの各パーツを自分の顔に合わせました。
これで大丈夫というまでかなりの年月が必要でしたね。
以来、私の顔の一部になっております。

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↑レンズに独特のコーディングが施してある。角度によってマークが見える。

今回、外出用の眼鏡を作りました。
フレームは、眼鏡研究社の玉垣さんに作ってもらったものです。
遠近両用のレンズで紫外線の量に応じて色が変わるレンズが入っていた。
最近、白内障と緑内障なので視力がかなり危うくなってきた。
白内障の手術という話しもあるにはある。
手術のチャンスは一回限り。
慎重にしないといけません。
白内障の手術のレンズも遠近両用だとまだ1枚60万ぐらいするらしい。
両目で120万!になる。

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↑DSC-RX1Rと外付け光学ファインダー

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外出先で書類を読むなんてことは、よく考えたらないのです。
大体、脳出血の後遺症で読字障害になっていますからね。
そこで、レンズは単焦点にしてシンプルにした。
遠近両用レンズって階段とか怖いのですよ。若い世代には分からないことですね。
レンズをZEISS社製にした。
この会社は優秀なレンズを作ります。

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↑覗くだけでなんの機能もない。でも明るくクリアの景色が見える。

名前は昔から知っていたけど、実際に接したのは、サイバーショット DSC-RX1RやのDSC-RX100M3のデジカメでした。その外付け光学ファインダーでクリアさに驚いた。明るく見えるのです。外付け光学ファインダー自体は、見えるだけで結局あまり活躍していませんけど。
でもクリアな感じが忘れれないので眼鏡のレンズにすることにした。

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↑純正の曇り止めキット

今回、マスク対応でメーカー純正の曇り止めを手に入れた。
寒い所に出ると眼鏡が曇りますよね。
私は、あまり行かないけどラーメン屋とかに入ると視界が・・・眼鏡をしている人間の問題点。
これをできるだけ起こらないようにしたかった。
専門家に曇り止めの塗り方を教わりました。
一回すると二日は行けるらしい。

レンズは、紫外線に反応して色が濃くなるレンズにした。
従来ならグラーやグリーンだったけど、今回はブラウンにする。
ブラウンが一番目に優しいらしいのです。
さて、どうなるか、外出して実験してみます。

なんか眼鏡に異常に拘っていますね。
若い世代にはわからないでしょう。

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  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
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(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
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