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神社にマンションねぇ [風景・和菓子]

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↑京都御苑の空はすごく広い。

昨日は、歯を磨きに行く。
3〜4ヶ月に一度、歯科医院に行きます。
歯石や歯垢の手入れなんです。
特にこの夏は、疲労が蓄積したかも。
ドクターに聞くと、歯のトラブルになって来られる人が多いそうです。
私はそこまでではないけど、注意しないとね。

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↑梨木神社へ向かう。東側の細い道を北へ歩く。自転車が怖いですね。なんとかならないのかな・・・。

折角京都御苑の近くに行ったのだから、京都御苑に行ってみる。
行っても花が咲いている訳でなし、極めて地味。
でも写真のように広い。
これぐらい広い空が見られるのは、ここだけでしょうね。
電線もないしね。

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↑これが梨木神社の南側の鳥居。マンションがあるのでビックリします。

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↑鳥居をくぐるとマンション沿いに細い道がある。

花・・・そうだ、萩の花のシーズンだと気付いた。
結局、京都御苑の中を東に歩いた。
この辺りで萩といえば梨木神社なんです。
でもマンション建築という騒ぎがありました。

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↑マンション沿いに北へ進む

神社の話によると本殿やその他の施設が老朽化して、修復したいのだけど、予算がない。ああいう予算は、神社本庁から援助があるそうです。
でも順番があり、なかなか順番が回ってこない。
独自にやるにも氏子が減って、出してくれる人も少ない。
そこで神社の敷地にマンションを建築して、その借地?でとなったらしい。
詳しくは、わかりません。

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↑これが神社への道らしい。右に見えるのがマンションの入り口?

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それで神社本庁ともめたらしい。
結局、神社本庁から脱退してと思います。
神社本庁って聞き慣れないでしょ。
国の機関かなと思っていたら、そうでなく、宗教法人なんです。
そこが神社・神職の指導、祭祀・地域活動の振興を図る活動などを行っており、また、神社の活動の広報窓口となっている。
つまり、ほとんどの神社が所属している。

たくさんの人間が集まる弊害が出てくる。官僚的になり、本来の活動をしていないかも。
だから、いろいろな問題で末端の神社ともめます。
だから、脱退する神社が出てくる。
新熊野神社も確か脱退したと思います。神道の考え方の問題だったように思います。
でも新熊野神社は氏子組織がしっかりしているので、うまく運営されているように思いますね。

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↑長久堂「背戸の秋」

この梨木神社の場合は、お金の問題。
下鴨神社もお金の問題でマンションの話が出て来ていますね。
神社の運営って結構大変なんでしょう。
お寺と違ってあまり拝観料もとれない神社も多い。しかも高齢化で氏子組織も弱くなっている。だいたい神社って何をしているのか、もうひとつわからない。

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↑「背戸」?童謡の「里の秋」という歌に「お背戸に木の実の落ちる夜は」というのがある。木の実(どんぐりや椎の実)が落ちると跳ねてコンと引戸に当たる音。昔の夜は静かだったのでしょうね。その音で秋を感じたのかも。店員さんに「このデザインは何に見えますか?」と質問された。思わず「軍艦巻」と言ってしまった。すんませんねぇ・・・。

伏見稲荷大社は、いま観光客が行くナンバーワンらしい。
あそこは、拝観料は取ってない。だから外国人がよく来るのだと思う。
信仰なんて全然関係ない外国人ばかりが来る。
神さんの立場からしたら、嫌だろうな。

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↑小倉羹、かぼちゃあん

宗教の劣化が激しいように思います。
いまほど宗教が必要な時代はないのにね。
日本の場合、他の国のように宗教が元で紛争が起こったりしないだけましかも。
日本でも政治や経済の裏側で宗教が絡んでいる場合が多いですよ。
ほとんど表沙汰にならないだけです。
他の国もそうかもしれません。
これからどうなっていくのでしょう?
日本は、根強い拝金教がはびこってきていますね。
でもお金をたくさん持っていても、彼岸に持っていけないのも事実なんですけどね。

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