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白もそ雑煮の味かげん [甘味その他]

先日、いつものように実家に行く。
鱒寿司が手に入ったので、父親に差し入れ。
彼の好物なんです。

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↑本日の写真は、和久傳堺町店。「和三盆のひやしあめソーダ」京女発註。

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↑本当は、こういうのが飲みたかった・・・でも白味噌の味を父親に体験させないと・・・

昼食を終え、話していてズボンの話になる。
家にいるのに余所行きのようなズボンだった。
しかも古いので生地が薄くなっている。
ベルトもキツそうだし「もっと温かくて寛げるズボンがいいのでは」という話になる。
話している内に、ジャージを買いに行こう!となった。
京女もいっしょだったので、スポーツ用品屋さんをよくしっているので丁度良かった。

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↑柚子ソーダ

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↑父親曰く「味が上品」、京男曰く「あんたにはね」

タクシーに乗りスポーツ用品のお店に行く。
いろいろな競技用のジャージがあった。
温かそうな生地を選択し、試着してもらう。
ここで問題があった。
ウエストはLかLLだけど、足の長さが長すぎる。
父親は、猪型の体型なんです。
売場の人に「サイズ調整は可能か?」と聞くとデザインによっては難しいけど、可能とのこと。費用も百貨店あたりよりずっと安い。しかも出来上がりは無料で送ってくれるとのこと。値段もいま30%OFFのバーゲンだった。
思わず二足買いました。
父親は前開きでないのが不満そう。
ジャージで前開きなんて見たことがない。(笑)

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↑わらびもち、三人で分け合う。

買い物が済んだら「喉が渇いたとのこと」。
和久傳の近くだったので、行った。
あそこは、喫茶が階段で上がらないといけないのが問題。
しかも階段が暗かった。喫茶も結構暗い。
こんな感じだったかな?
いつもの席も変化している。
暫く来てきなかったのかも。

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↑湯葉雑煮(白もち入り)1月10日まで限定

メニューを見ると湯葉雑煮があった。
ちょどいいので注文。
父親に白味噌のお雑煮の味を体験させようと思った。
彼は、母親の白味噌雑煮しか知らないのです。
先日、レトルトの白味噌雑煮をお正月用に持って行ったのですが「味が薄かった。西京味噌のを使っていない!」と文句を言ったのです。
私は「母親の白味噌雑煮を食べたことがないのです。だから状態がわからない」と言った。「母親以外の白味噌を使ったものは経験ないのか?」と言うと「無い」とのこと。
私は、母親の作る甘ったるい白味噌雑煮が嫌いだった。
調理師学校で習った時のものや数件の料理屋さんで食べただけ。
練り辛子を隠し味につかって・・・というのは食べた。

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↑父親、初めて外部の白味噌を使ったものを味わった。

そこでこの和久傳の白味噌を使った湯葉雑煮の味を父親に味合わせた。
「味が薄い。でも上品なのはわかる」という感想。
「こういうのが日本料理店の標準だと思う。これ以上白味噌が多かったら味がくどくなるからだめだと思う」と京男。
きっと母親の作っていたモノは、出汁をあまり取らずに白味噌をいっぱい使った状態だったのだと思う。それも家庭の味なのかも。
私の実家は、父親が次男だから年寄りと一緒に暮らしてない。母親が自分の実家の味を引き着いたのかも。母親の実家は、和菓子屋をするぐらい甘党揃いだった。
以上のような事情だったのでしょう。
でも・・・父親は納得していないだろうな。もっと外部で食べささないと行けないのかな。

和菓子

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  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都 甘味
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