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どちらで泳ぎたい?? [食]

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連休も今日でお終い。
お父様方、大変お疲れさまでした。
今日一日ぐらいゆっくりお休みください。
京男の場合は、やっと明日から平日なのでほっとしております。
連休中、家に閉じこもっていたかというと食料品の買い物とか、父親との外食があったり、毎日ほど盛り場(懐かしい表現)に行きました。
デパ地下も毎日行くと飽きてきますね。
我が家の場合は、買い物難民なんです。パンや野菜を買うにもデパ地下。
しかも自家用車なるものがないので、タクシーなんです。
もっとも自家用車があっても、駐車場や経費を考えるとタクシーがいい。

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↑永正亭「絹笠丼」

上記の事情で、わが家は、昔からファミレスや回転寿司、大きなスーパー・マーケット、道の駅等と縁が無い。
京都市内の高齢者の家庭はきっとこういう状態なんだろうな。
しかも、私が自由業ときている。
休みなんていつでも、気兼ねなくとれる。
月曜日の午前中から遊びにいったりできるのだ!
土日は休まないと・・・なんている宗教的な制約もない。
土曜日に休むのは、ユダヤ教。日曜日に休むのは、キリスト教なんです。
昔は、3の付く日が休みなんていう休み方だったそうです。
戦後の教育は、宗教を嫌った。でも土日に休むという宗教的なことをやっている。
不思議な国ですね。

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このまま書いているとドンドン違う方向にそれてくる。
本題にもどります。
一昨日、京女と買い物。
ランチ時に何かを食べようとなる。
久しぶりに永正亭へ。
連休中は、入店時間を考えないといけない。
開店直後は、案外人がが多い。それから30分ぐらいすると席が空く。
それを過ぎると第二弾の満席。最近、テレビなんかで登場したりするから混みます。
昔は、そんなことなかったのにね。

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↑カレーうどん

このお店は、我が家のファミリーレストラン。
家族全員で食べに来ていました。
我が家は、子供4人だったので、2テーブル必要だった。
夫婦だけなら大黒屋に行ったりしていましたね。
まあ、コストの問題。
そのうち子供が所帯をもったら、来るだろう。
それまでお店が存続してほしい。

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↑特田舎そば(温)。京女は、昔、ソバアレルギーだった。京男の愛の力でアレルギーを克服。いまでは、こういうメニューも食べられる。それともここのソバは、小麦粉の含有量が9割なのか?

今回、カレーうどんを食べてみた。
実は、はじめて注文たかも。
いつもは、カレー丼なんですよ。
なぜ?カレーうどんは、服におつゆが飛ぶと困ったことになるからいやなんです。
京女に言わせたら、食べ方が下手となる。
京都のうどんは、こしがないからトロミがあるうどんをお箸で持ち上げると重みで切れ、ぽちゃんとなる。またすする作業でおつゆが飛び跳ねる。
だから意外と注文しないのです。
カレーが好きなのにね。

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↑本家玉壽軒「花菖蒲」

今回は、一度食べてみたかった。
丼もカレー丼でコーディネイトしてもよかったけど・・・。

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↑色合いがなんとなく似ているので・・・

丼は、絹笠丼。
これも京都らしい丼。
内容は、おいなりさんの刻んだものとネギ、それを玉子でとじたもの。
「絹笠」を「衣笠」と書く店もあります。
由来が京都らしくたいそうです。衣笠とは、北区の金閣寺(鹿苑寺)に臨む標高201メートルの山。
宇多天皇(867年〜897年)が真夏に「雪景色を見たい」と言った。みなさん、こんなん言われたらどうします?スタッフが山に白絹を掛けた雪に見せたそうです。そのことからその山が衣笠(絹笠)山になった。
だから、卵白を雪にみたて丼にした?違った写真のような丼になりました。

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↑ねりきり、白こしあん

京都人は、こういう貧乏臭い食べ物を食べるのですが、名前を雅びにした。
見栄張りなんです。
他府県の事情がわからない者に「そんなん知らはらへんの?」と言う。
嫌らしいですね。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
タグ:和菓子 京都
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