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台風一過だけど・・・ [風景・和菓子]

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変な台風でしたね。
いままでと違うパターンの被害もでた。
これからああいういままにないパターンというのが増えてくるのかも。
人間も機器に頼らず、直観を研ぎ澄ませて個々に対処しないといけませんね。

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↑亀屋良長「夏小立」

私はテレビを観て、なにがどうなっているか分からなかった。
どうでもいい画像や情報がいっぱい過ぎる。
テレビの位置情報を活用して、遠方の情報が入ってこないようにして欲しい。
画面をシンプルに表示して欲しい。
雨も降っていないのに、ヘルメットと長靴を履いた姿で実況中継は見ていて苦笑します。レポートしている後ろを傘をささないおじさんがノンビリ通り過ぎたのには笑ってしまった。

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↑どうしてもこういう生菓子を選んでしまう

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↑くず、白こしあん

今月は、酷暑だったからか長く感じた。
やっと明日から8月。
また酷暑が戻ってくるのかな?
京都市内の場合、8月7日〜10日に五条通で陶器まつりがあるのです。
あの頃が一番暑くなる。
今年はどうだろう?
酷暑になるのかな猛暑になるのかな?

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そういえば「猛暑」と「酷暑」どう違う?
気象庁の予報用語(解説用語)には、
「酷暑」はありますが、「猛暑」はありません。
「猛暑日」はありますが、「酷暑日」はありません。
役所らしい表現ですね。

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↑本家玉壽軒「夜空花」

もっといろいろ考えてもいいかも。
微温欲日・・・・・37〜39度
爺湯加減日・・・・42度
新鮮気温日・・・・50度→鮮度が落ちた野菜が元気になる。人間も元気になるかも。
30倍カレー日・・・いかにも暑そう!
ビィヤント辛口ビーフ日・・・父親好みの暑さ日
ボンネット目玉焼き日・・・・これは案外普通の暑さ日?
ドリア日・・・食べたら口がズルズルの熱さ日
真夏のたぬきうどん日
揚げたてクリームコロッケ日
アイスクリーム天ぷら日→熱いけど中身は冷たい
なんか暑いとしょうもないことばかり頭に浮かぶ・・・。

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↑花火の音が聞こえてきそうな意匠

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↑ねりきり、黒こしあん

本日は、記事は読まずに写真だけお楽しみください・・・もう読んでしまったか。
すんませんなぁ・・・。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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西寺はどこへいった? [社寺]

西暦794(延暦13)年、第50代・桓武天皇の勅願により、平安京の造営が始まります。平安京にはその中央にメインストリートの朱雀大路が通り、その東側を左京、西側を右京としました。そして、平安京の入り口である朱雀大路の南端には、羅城門(らじょうもん)と呼ばれる、幅36メートル、高さ21メートルの巨大な門が造られ、その門を入ったすぐ右手(左京)に現存する東寺が、そして、左手(右京)に西寺が創建された。

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↑昔は、京都市のメインストリートは、かなり西にあったのです。

左右対称に建てられた東寺と西寺はほぼ同規模で、それぞれ東西に約250メートル、南北に約510メートルもある広大なものでした。東寺にある五重塔と同様に、西寺にも五重塔があって、その2つの五重塔は、まるで平安京の門柱のようにそびえ立っていた。

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「国家・王城鎮護」を目的として創建された東寺と西寺は、ともに820(弘仁11)年頃までには完成し、西寺にも、東寺と同じように、南から南大門、中門、金堂、講堂、食堂の順に伽藍が並び、金堂や講堂の周りには僧坊が置かれていた。

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↑石碑が小高い所に建っている。

823(弘仁14)年に嵯峨天皇は東寺の管理を空海(弘法大師)に、西寺の管理を守敏(しゅびん)に委ねた。東寺は真言密教の根本道場として発展するのに対して、西寺には、全国の寺院や僧尼を統括する施設「僧綱所(そうごうしょ)」が置かれ、天皇の国忌を行う官寺として発展しました。こういう点からすると、もしかすると当初は東寺より西寺の方が格上だったのかも。

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東寺の空海と西寺の守敏は、同じ真言宗の僧ですから、ライバル意識がすごかったのかも。
象徴的な事件が起こりました。
824(天長1)年、雨が降らず、干ばつ続きで困っていた朝廷は、2人に雨乞い対決をさせたのです。

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↑西寺は、この石碑があるだけ。

西寺の守敏は、金堂に籠もり、三日三晩寝ずに祈祷を行った。でも雨は降らない。ところが、空海が神泉苑(しんせんえん、現二条城の南)の竜神の池にある祠で祈祷をし出すと、にわかに空は厚い雲の覆われ、夜の如く暗くなって、激しい雨が降り始めたのです。そして、池の中から金色の龍、善女竜王(ぜんにょりゅうおう)が現れた。この結果、当然のことながら、朝廷の守敏への信頼は失墜することとなった。

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↑出土したものなんだろうか?

ひょっとして西寺の守敏が三日三晩寝ずに祈祷した後、空海が祈祷をしたのなら空海の作戦勝ちかもね。
この事件は、有名なエピソードになり、空海は名声を得た。官寺といってもバックアップする時の権力者が空海の後援してくれた。だから東寺は、現在にいたるまで残っている。
反面、西寺は、同じ官寺ではあるけど、スポンサーがつかないと修復・管理の費用が足りなくなる。
それが衰退の原因になったかも。

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それと今年は、大雨があり、桂川が氾濫しそうになりました。
昔は、いまと違い地水が行われていない。
京都の右京は水はけが悪く、平安後期になると人があまり住まなくなったそうです。
その悪い環境が故に西寺は衰退し、ある時、火事や戦乱にあっても修復されなかった。結果、いまのような状態になったのでしょう。

御所も当初は、右京寄りにあったけど、結局左京方面に移動した。
これは、水はけが悪くて環境が悪かったからなのかも。

和菓子

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  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
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矢取地蔵寺&羅城門 [社寺]

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↑矢取地蔵寺

一昨日は、ミスター・ギョーザに餃子を食べに行ったのでなく、羅城門と西寺跡の写真が撮りたくなったので、行った。
京男が、餃子ときゅうり漬のために行ったと誤解されたかも。
そんなことは・・・ちょっとあるか。(笑)

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折角写真を撮って来たから、ご覧になってください。
この矢取地蔵寺は、東寺の弘法大師と西寺の守敏僧都(しゅびんそうず)の加持祈祷の戦い?の後日談伝説。
詳しくは高札を読んでください。

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矢取地蔵寺の近づくとお堂からきらっと鏡が光っていたのが印象的。
お地蔵さんが合図してくれたのかも。
「こんにちは〜」と言っておきました。

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矢取地蔵寺の向かって右手に「羅城門跡」と丸い柱が建っている。
気の早い人なら、これを撮影して帰るかも・・・。

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奥の方を除くと木の側に石碑がありました。

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よく「羅城門」って「羅生門」じゃないの?
そう思う人もいるかも。
『羅生門』は、芥川龍之介の小説のタイトルです。
そうそう黒澤明監督の『羅生門』1950年の映画もある。
黒澤明?「ラブユー東京」という歌を歌っていた?と考える人もいるかも。
あれは、黒沢明とロス・プリモスのことです。「澤」違いです。
私は「七色の虹が 消えてしまったの シャボン玉のような あたしの涙
あなただけが・・・」なんて歌えません。

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酷暑、だから餃子がうまい! [食]

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↑まず特製きゅうりの丸漬を食べ身体を冷やす!

衝動的に餃子が食べたくなった!
食欲が落ちてきている。
いただいたメロンや桃、ゴールデンキウイ、沖縄産マンゴーなどで暮らしている。
でも突然、餃子!と身体からお告げがあった。
そういう時は、すぐに家を飛び出す。

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↑こういう餃子を焼くシステムが欲しいなぁ

外に出るとフラッとするような暑さ。
思わず笑ってしまった。
笑いと言えば、最近寝る前に昔のお笑いDVDを観て笑ってから寝るようにしている。
これは、有効かも。
昼間は、黙々とキーボードを打ち込んでいる。
次から次へと考えが浮かびまとめるのが大変。
気が付くと数時間経っている。

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↑美しいでしょ!(笑)

その時、「餃子!」とお告げ。
もう行くしかない。
坂を降りてバス停で市バスを待っていた。
その時、すごい直射日光だった。
足の甲に、サンダルの後がクッキリ日焼けしている。

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↑味噌ダレと酢醤油で食べる。これが家ならスイート チリソースなんだけどな。

バスにのって羅城門へ。
羅城門といえば・・・ミスター・ギョウザ♪
実店舗に行くのは久しぶりだったかも。
まず食べたのが「特製ぎゅうりの丸漬」。
注文したのが餃子二人前。
悲しいでしょ。鶏の唐揚もラーメンもビールもなし。
餃子だけ・・・。

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↑焼きたての熱々がいい。ビールなしでよく食べるでしょ。

家に持って帰ろうかと思ったけど、近所に写真を撮りたい所があったから持ち帰りはなし。
まあ、ここの餃子は、大丸か高島屋で売っているしね。
ここの餃子でスープ餃子にするのが最近の定番。
でもお店で焼きたてを食べると格別だ。
焼き上がりがとても美しい!

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↑昔は、バイクで買いに来ていました。

最近、変わった餃子が流行っているらしい。
ここのように若い女性に媚びない、真っ向勝負的な餃子が好きだな。

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暑い時、木の方がいいかも [モノ]

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↑これでセット完了。ウッドパームレスト。右側にあるのは、アップル純正の青歯(Bluetooth)トラックパッド

新しいキーボード用オプション部品が到着。
これで一応完成。
到着したのは、HHKB Professional JP Type-S 白 日本語配列 (かな無刻印)専用の
ウッドパームレストです。
こんなモノ、自分で作ればいいのですが、じゃまくさかあった。
いま、メインの有線の方は、テンピュール製の低反発を使っています。
それがこの暑さで、使っていて暑苦しいのです。

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↑ウッドパームレスト

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↑裏はこんなになっています。造れないことはないけど邪魔くさい作業。

この木製のものは、痛いかな?と思ったのですが、使って見るとサラッとして暑苦しくないのです。夏場はこちらの方に軍配があがります。
自然の雰囲気がいい。
だからといって枕を木にしようとは思いませんね。昔の人は箱枕だったけど。
あれはあれでよかったのかな?

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↑作業が終わったらアクリル製カバーを起きます。こうしたら上にモノが置けます。

それとキーボードルーフ・・・なんか大層な名前ですね。
ようするにアクリルで作ったキーボードカバー。
使わない時に使います。
風呂の蓋みたいなもの。
キーボードの上にモノを乗せても大丈夫。
欲をいえばキートップを一部カスタマイズしたいのですが、機能にあまり関係ないので現時点では、雅満雅満。
※この「雅満」という字は誤字ではない。「我慢」という字が嫌いなんです。「慢(まん)は、仏教が教える煩悩のひとつである。他人と比較して思い上がることをいいます。「我慢(がまん)」は、仏教の煩悩の一つ。強い自己意識から起こす慢心のこと。だから私は「雅満」という漢字を使うようにしています。
京都らしいでしょ。「雅(みやび)が満ちる」方がずっといい。
使うといいですよ。

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↑iPhoneにテキストを打ち込む場合もあります。流し混む方法もありますが、直接キーボードから打ち込むことができると便利なんです。まあ、外出先では、こようなことはあまりしませんけど。

今回、HHKB Professional JP Type-Sを手に入れた大きな目的は、このようなことをしたかったからなんです。
つまり、iPhoneの外付けキーボードとして使いたかった。
京男は、スマホが苦手なんです。それは、文字入力が独特だからです。
液晶を見ながら打たないといけません。
見るということは、文字を読むということなんです。この作業が困ります。

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↑実験は無事成功。

このキーボードならMacBook AirとiPhoneの両方使えます。
これは、楽です。
もっともだからといってSNSとかLINEをしっかりするということではない。
SNSとかLINEのメッセージを機械に読ますのは辛どいことですよ。
しかも、絵文字をいれてくる人がいます。あれは、私にとって迷惑なんです。絵文字を読み上げソフトで読むと変な読み方をします。これは困ります。若い子に受けようとする中高年の爺が意味なく絵文字を連発する。見ていて恥ずかしくなる。

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↑このようにMacBook Airのキーボードに乗せるやり方も使い勝手がいい。トラックバッドは使えるしね。私、本体のキーボードはできるだけ使いたくないのです。キータッチがペタペタして嫌いなのと、ハードに使うと壊れるからです。昔は、PowerBook2400c時代は、キーボードの予備を部品として所有していた。壊れたら自分でPowerBook2400cを分解して、キーボードを交換していました。Cometさんの時代が懐かしい。1998年の春に手に入れたモデルなんです。製造が日本IBM!。

もう1つ、このようにMacBook Airの上にキーボードを乗せるやり方もいいです。
早朝のベッドでこういう状態で原稿を書いたりします。27インチのモニタと違って大きく表示できるのが楽です。私の場合、文章は、全体の構成はアウトラインプロセッサで書き、テキストは、テキストエディタを使います。Wordとかだとソフトが重くなるので使いません。
縦書で文章を書くこともあります。その場合、「LightWayText」というテキストエディタを使います。これだとMac版もWindows版もあるので便利。
まあ、すべてMicrosoft Wordで処理できないことはないのですが・・・嫌いなんですWord。

以上何回かにわけてキーボード考をやってみました。
まあ、こんなことに神経を使う人は、少ないでしょうね。

※おまけ画像
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ちょっと前までは、こういうキーボード(Professional2 英語配列 )を使用していた。よく見るとキーボートップの雰囲気が違うでしょ。
キートップの表示なしというタイプも売っているけど、そこまで踏み切れなかった。
突っ張ってますね。しかもJISでなくUSタイプ。小指の短い京男としてはUSの方がいいのですが・・・日本語を扱うとやっぱりJISが楽です。
黒のキートップなら汚れが目立たない・・・かも。
キータッチが重いのが気に入らなかった。
いまのモデルなら軽いかも。

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  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
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↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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