三十三 [社寺]
↑三十三間堂入り口
近くだけど、なかなか入らないのが三十三間堂。
観光で京都にこられる人は、行くのでしょう。
父親に聞いたら、行ったような、行かなかったような・・・・との答え。
一度連れて行かないといけませんね。
↑通し矢をする場所
この三十三間堂の風神・雷神像と二十八部衆像の配置換えがあったのだそうで、それを観に行きました。
並べ替えで三十三間堂創建当初の並びになったそうです。
ここの風神・雷神像と二十八部衆像は、好きなんです。
観ていると懐かしい感じがする。
なんだろう?
今回、千手観音坐像をしっかり観た。
三十三間堂の「三十三」という数字は、三十三の観音の姿になり人々を救うのだそうです。
お堂の中に1001体の千手観音があります。
↑小説や映画では、ここで宮本武蔵と吉岡伝七郎が闘った場所。もちろん事実ではない。でも映画の撮影は、ここで行われた。今では考えられないことなんです。ここは国宝ですからね。
一体一体が千手観音なんです。
数があれば御利益があるの?
各々の観音に手が千ある。
あの手この手で千体の観音が私たちを救ってくれる?
実際の数でなく、1000は無限を表現している。
しかも、時間的に過去・現在・未来と広がりを持っている。
三十三間堂の観音像はその無限世界を表現しているらしい。
「そこまでして人間を救う必要があるのかな?」とちょっと思いました。
人間の行いは愚か過ぎませんか?昔から比べてどんどん人間性が退化して来ているように感じる。自分で災いの種を蒔き、結実させているように感じます。
その根本的な部分を救う?
それならわかるけど。
ならこんなお堂に引き籠もってないで、外に出て来て実際に活動しゃはったらいい。
いま、やらないと手遅れになるかも。
地球の自浄作用が始まって来ているように思いますね。
観音さんは、どう考えておられるのかな?
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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