草木国土悉皆成仏 [風景]
こんなパネルがあった。
苔を芝生と勘違いして、入ったりする人がいるのでしょうね。
結構あちらこちらありました。
ということは、そういう人間がたくさんいるのかな?
悲しいですね。
苔だけでなく、石もいきものかもしれませんよ。
『涅槃経』で「草木国土悉皆成仏(そうもくこくどしっかいじょうぶつ)」というのが説かれている。
草木や国土のような非情なものも、仏性を具有して成仏するという意。
この思想はインドにはなく、6世紀頃,中国仏教のなかに見出されるが、特に日本で流行した。
いまの日本人には、そういう考え方は心から薄れてしまっているかも。
そうなら悲しいですね。
支配層から下層まで、お金というものが中心に動いていて、お金に変換できないモノは無価値だと思っている人が増えている。
なんか気持ちの悪い世の中になってきたようです。
末世というのは、こういう世の中のことかも。
教育を一からやり直さないといけないですね。
初期化して再インストールが必要。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
Twitter→@kyo_otoko