京都市内の観光は現在オフ? [風景・和菓子]
葵祭が終わり京都市内は、観光的にはオフシーズンになる。
オフシーズンを利用する形で修学旅行が多い。
最近は、大型バスというより、小さなグループで公共交通を利用したり、タクシーをチャーターして京都市内を回るというのが多いそうです。
行くのは、有名な社寺が多いらしい。
食事は、生徒が決めてくることが多いそうです。
ネットで調べて希望のレストランを指定するのだそうです。
出くわしたことがあるけど、結構料金の高いお店に行きますね。
行列店の時、タクシー観光の場合、運転手さんが「ここは、無理」というらしい。
まあ、ネットで人気のある店ばかりなので、本当に京都観光に来て食べたらいいものでない場合が多いらしい。
京都市の名物料理なんてのは、うんと貧乏臭い料理が多いですよ。
我々京都人が食べているのは、極めて安いものが多い。
みんなが京懐石を食べたりしていませんからね。
↑紫野源水「あやめ」
京都の家庭にお客様が来るとします。
その家の主婦は、普通手料理なんて出さない。
「私の貧乏臭い不味い料理をお客様に出すのは失礼」と考える。
まあ、見栄っ張りなところもある。
だから、仕出し屋やお寿司屋、我が実家では、グリル小宝から洋食をとっていた。
で、そこの家の家族は、お茶漬を食べていた。
それが「京の茶漬」の実体です。
↑煉切製、白小豆、粒あん
京都市内の古くからの家で手料理が出るなんてまずないです。
他府県に行って、その家の主婦が手料理を出した時は、ビックリしました。
「お客だと思っていない?」と思ったものです。
最近、京都市内が異常なんだと気づきました。
先週の日曜日、京都市内で3件ぐらいの無名の祭に出くわした。
5月の京都市内は、祭月です。昔なら神輿をかついでいたけど、小さな子供が紐で繋がれゾロゾロ歩いています。早く大きくなって神輿をかついでくださいね。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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