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神輿とキツネ [食]

なんかやたら京都市内を走り回る数日でした。
本日の写真は、京女と永正亭でディナーを摂った。
そういえば父親と行くことがあるけど、京女と二人でいくのは久しぶりかも。

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↑永正亭「木の葉丼(小)」田舎そば(小)は、天盛りの海苔に焦点があっていて没。

私は何故か衣笠丼ときつねうどん。
お揚げさんが食べたかったのかな・・・。
京女は、田舎そばの冷たいバージョンだった。
これは珍しい。暑かったからかな?
丼は、木の葉丼。

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↑衣笠丼(小)

衣笠丼にしても木の葉丼にしても京都の貧乏臭い丼ね。
地元の人間としては、親子丼や他人丼はあまり食べないのです。
ましてや鱧丼なんてのは食べない。
私の知っている京都人は、鱧が嫌いです。
「ええ?」でしょ。
7月は鱧月で鱧をよく食べる・・・鱧の落としを梅肉で・・・酒飲みならそうかも。
お酒を飲まない家庭はあまり食べない。
私も鱧はあまり好きでない。
母親がよくよく作った蒲焼きの鱧と胡瓜の酢の物が嫌いだった。
形状的に鰻だと思うって食べたら骨っぽい鱧というがっかり感が嫌いになったのかも。でも鱧の箱寿司は好きだった。なんだろう?

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↑きつねうどん(小)

その帰り、祇園祭の御神輿の前を通った。
カメラが違うからどうも撮影し難い。
広角でないのも撮りにくい原因かも。

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↑祇園祭神輿

昨日、一昨日は、カメラを持ってでるのを止めた。
落としそうになるのが怖いのです。
いつ雨が降るかわからなかったしね。

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そういえば、雨が降るといいながら私が出ている間は降らないですね。
ありがたいことです。
梅雨は、京都市内に関して十日ほど前から梅雨明けだったと思う。
蝉が元気にないていますからね。
私は、生命をかけて生きている蝉を信用します。
気象庁の人は予報に生命をかけていない。機械と過去のデータばかりを観ているだけでは当たらない。しかも警報を乱発して不安を煽る。熱中症対策で水分をこまめに摂ってくれとうるさい。そんなこというから街中をコーヒーを飲みながら歩くバカな人が増えている。あれって水分補給なのか?糖分ばかり摂っていたら糖尿病になるよ。スイーツ・・・なんてもの高カロリーだし・・・。肉も食べすぎたら尿酸値が高くなるよ。テレビの健康番組なんかも観たらいけません。病気になる。健康管理なんていい加減で一番。

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長生きしたかったら、面の皮を厚くするのが一番です。
政治家や坊主をみるとよくわかるでしょ。(笑)
何を書いているんや・・・。
すんませんなぁ・・・。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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子ガラスの合唱 [甘味その他]

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いま、カラスの雛の巣立ちシーズンらしい。
朝早く、カラスの声がうるさい。
カラスってそんな声をしていている。
もうすこしいい鳴き声と姿、色合いだったら嫌われないだろうに。

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親と会話しているのだろう。
カァ〜カァ〜とよく鳴いている。
遠くで親の声がしている。
写真を撮ろうと窓をあけると察知して逃げるのが凄いと思う。
この写真は、気配を殺してスーッとあけ、シャッターを押した。

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↑大阪・四天王寺河藤「通」

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このカラスの合唱が終わると、蝉が鳴き出す。
そうなんです。もう蝉が鳴いています。
彼らは、梅雨明けだと考えているようです。

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これは、大阪四天王寺門前の河藤の「通」。
大きな小豆を寒天で固めた小さな御菓子。
シンプルなんですが、美味しい。
別に冷たくないけど、涼しげなんです。
年中食べても飽きない。

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法事の後は、こういうお下がりが多い。
最近は、温かいお白湯でいただいています。
お白湯も悪くない。

和菓子

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  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
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東福寺の創建前? [社寺]

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ここは、東福寺塔頭の同聚院。
1444年に東福寺の文渓元作禅師がその師である「琴江令薫」禅師を開山に誘い創立した小規模のお寺です。

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↑この「土+万」という作字が結構好き

もともと東福寺があった場所に、924年藤原忠平が造ったそうです。名前が「法性寺」という大きなお寺があったそうです。どのぐらい大きかったかというと西は鴨川,南は稲荷山付近までだった。
そこに1006年、関白・藤原道長が40歳の祝賀にて丈六の五大明王(不動,降三世,大威徳,軍荼利,金剛夜叉)を安置する五大堂を境内に建立。

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↑これは本尊ではないです

その法性寺伽藍や五大堂は火災でなくなった。
鎌倉時代になってその跡地に東福寺が建ったのです。
同聚院の本尊である不動明王坐像は、失われた五大堂の本尊である「丈六・不動明王坐像」なのです。
ということは、すごく古いものということになります。

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火事の時は、必死で仏像を運び出したのでしょうね。
京都の社寺は多くの火災にあって、本当に古いものは少ない。
そこが和紙と木材で造った建物の弱点ですね。
でもその時代の権力者が寄進するのもすごいと思います。
いまの日本なら災害にあったらどうするんだろう?
まあ、そんなことを個人が心配しても仕方ないのかも。

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京都の昔の姿ってどんなだったのかな?
タイムマシンがあれば各時代に見学に行ってみたいものですね。

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  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
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トントントン・・・ [モノ]

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これは、今月の初めに、私のところに来たアイテム。
「トークセン」といいます。
タイ・ランナー地区(タイ北部)に古くから伝わるマッサージ施術方法です。 木槌(コーン)と杭(リム)を使い「センを木槌で叩く」施術方法です。

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↑木槌(コーン)、ゴムが貼ってあり、その面でコンコン叩きます。呪文が書いてありますね。

これらの木は、雷の落ちた木で作られるのだそうです。
天からのエネルギーが施術効果を高めるらしい。
思わず並べておいて「コラッ!!」と雷を落としてやりました。
天より私の方がエネルギーが強いと思う。(笑)

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↑メインで使う杭(リム)。擂り鉢で使いたくなる。

当初、触ると細かい毛羽?が指先に当たりました。
寒竹のステッキの時と同じ。
自分の手に馴染まないのです。
だから爪を光らす仕上げようのヤスリでひたすら磨いておりました。
十日ぐらい経ち、やっと馴染むようになりました。
でいま、自分の体にトントントン・・・とやっております。
脚とか身体の全面、足の裏はなんとかできます。
心地良いリズムでやると気持ちいい。
本当は経絡とかリンパの流れを学ぶといいのですが、ネットの動画を観たりしてやっております。
手の指圧より楽ですね。

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↑背骨に使うんだろうな

他人には、まだやっていません。
父親あたりを実験台にしてやろうかな?
父相手だと、殺気がちょっとできるかもね。
寝ている時に尖らした杭で心臓を・・・。
悪い映画の観すぎやね。

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↑指の股にやるといいらしい

まあ、やってみます。
「トントントントンヒノノニトン トントントントンヒノノニトン・・・」と呪文を唱えながらやると足回りが強くなるかも。

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松風 [和菓子]

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↑亀屋陸奥「松風」

由来をお店のHPより転記させてもらいます。
元亀元年(西暦1570年)に始まり、11年間続いた織田信長と石山本願寺(現在の大阪城の地) の合戦のさなか、当家三代目大塚治右衛門春近が創製した品が兵糧の代わりとなり、 信長と和睦の後に顕如上人が

「わすれては波のおとかとおもうなり まくらにちかき庭の松風」

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↑ここの松風は、切ってあります。これは楽かも。

と、京都六条下間(しもつま)邸にて詠まれた歌から銘を賜り、 これが「松風」のはじまりだと伝わっています。 以来、石山籠城ゆかりの「松風」は、門徒さんにとっては本山へ 詣ったという証のようなものでした。歴史に抱かれるように生まれ、多くの人々に よって育まれた素朴な味と姿は、亀屋陸奥の代表銘菓として幾百年の時代を超えて 今も多くの人々に愛されております。

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↑松屋常盤「紫野味噌松風」、私はこのパッケージが好きです。シンプルだけど品格がある。

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↑松屋常盤の松風は、切ってない。

もう一種類「松風」がある。
松屋常盤「紫野味噌松風」がある。
こちらの方は、創業が承応年間(1652〜55)だから先の亀屋陸奥に比べると新しい創業になります。このあたりがいかにも京都らしい。

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↑厚みもある

松屋常盤「紫野味噌松風」の「松風」という名称は、謡曲の「松風」に由来するそうです。
「浦寂し、鳴るは松風のみ」という一節を、裏に焼き色が付かないので寂しいということをかけた、いわば言葉遊びなのである。
私は、こちらの方が味的に好きかも。

京都でもう一軒古い御菓子の店がある。
川端道喜(かわばたどうき)です。
創業が文亀3年(1503)、亀屋陸奥より67年古い。川端道喜は、粽で有名。現在も手に入ります。
いずれも、現在でも購入することができるのがすごいと思いませんか。

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