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いけず石 [風景・和菓子]

「いけず」とは、京都語で「意地悪」という意味。
「いけず」をする人を「イケズシー」といいます。

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京都市内の狭いとおりに入り込むと、写真のような状態になっている場所がある。
家の敷地内の角にこういう石・・・実家の側には錨が置いてる家がある。これは、水害の時、家が流されないようにしてあるのかも・・・が置いてあるのです。
こういう所に入り込んだら細心の運転技術が要求される。
下手すると車がガリっとなります。

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京都人は、積極的に揉め事を好みません。
大阪あがりなら、貼り紙がしてあったりします。
家に当たったら大阪なら住人が飛び出し、揉め事になるでしょう。いまはどうかな?

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京都人の場合、こんな石を置いて消去的に注意を促す。
石に車が当たっても、敷地内にある石ですから、法的に勝てないでしょう。
だからだいたい泣き寝入りとなる。
こういう「いけず」が京都人の特徴なんだと思います。

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京女と「道を聞く態度の悪い外国人に親切そうに逆の道を教えたったらええ」と言う場合がある。彼女は「あんた、イケズシーやね」と言われます。
まあ、そんなことをまだしたことはないですけど。
逆に、マンションの前で「清水寺に行きたいけど・・・」という白人カップルがいた。私のマンションからだといったん東大路通まで坂を降りなくてはいけない。それから暫く北に進み、あらためて清水寺に坂を登っていかないといけない。説明もさることながら、大変体力も使う。そこで山なりに行く道を案内したことがある。怪しげな地下道や墓地を通り、歌の中山を通り、清水寺の南門から入った。時間は10分ぐらい。彼らはビックリだったと思う。よく付いて来たと思います。
まあ、雰囲気が山賊でなかったからだと思います。(笑)

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↑二條若狹屋「秋風」

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でもお行儀の悪い東洋系だったら、焼き場に案内したりするのかも。
やっぱり「イケズシー」なんかな。
京都人の心の奥深くには、「イケズの心」が眠っているかも。

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↑外郎、白こしあん

京都市内へは、自家用車で観光に来ない方がいいですよ。
カーナビの性能が妙によくなり、こういった狭い道に案内されるかも。
行けば行くほど幅が狭くなる道とか、途中で一方通行になったりする道が多いのです。しかも京都市内を走る車は日本一運転が荒いですからね。
京都人も車に乗ると別人格になるのかもしれませんね。
ご注意ください。

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