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十三夜 [風景・和菓子]

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世間では、色々なスポーツ大会やハロウィンが注目されていますが、私はスポーツ観戦やハロウィンなんて全然興味ない。それより10月11日は「十三夜」の方がまだ興味ある。偏枯やね。
海外では、秋に満月を愛でるなんてないだろうな。
そえも「十三夜」なんていうとジェイソンが出てきそうだと思うかも。
しかも、数字が13なんて不吉な・・・となるのかも。
なんて書いていますが『13日の金曜日 』は観たことがない・・・。

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↑この写真と下の写真は十三夜と関係ないけど、形が十三夜みたいだから採用。私の目の前にある銅鏡。フトみるとこんな風に曇っていたりする。

「十三夜に曇り無し」といわれているけど、今回はどうやろ?
「片見月」というのもありますね。十五夜と十三夜の両方を観ないと縁起が悪いというらしい。
「栗名月(くりめいげつ)」や「豆名月(まめめいげつ)」地方によっては「小麦の名月」や「女名月」なんてのもあるらしい。

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↑それをこのように磨かないといけません。

十三夜って、満月の二夜前になる。
十五夜でないのがいかにも日本らしい。
満ちるのが必ずしもいいとは限らない。
お神籤だって「大吉」がいいとは限らないのと同じ発想。

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いずれにしても昼間はまだ暑いけど、日が暮れると秋めいてくる。
虫の声も元気に鳴いている。
そういえば虫の声を風流と感じるのは、世界中で日本人とポリネシア人だけなんだそうです。他の国の人には、聞こえないというか、無視するように聴覚がなっているらしい。もちろん外国人でも日本に生まれ育つと聞こえるらしい。
これって面白い現象ですね。

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↑二條若狭屋「芋名月」

その内、日本人も虫の音が聞こえなくなるようになるかも。
それっていいことなんだろうか?
外国人は、虫の音を機械音や雑音と同様に右脳で処理するのだそうです。逆に日本人は、虫の音を言語と同じように左脳で処理するらしい。不思議ですね。
中国人や韓国人も西洋型なんだそうです。だから京都市内に来ている外国人は、秋の虫の声は雑音として聞いているということになる。
ということは、鈴虫を飼ったりしないのね。

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↑こなし、こしあん

そういえば「十三夜」という歌がありましたね。
いろいろある。
それによって歳がわかります。
知っている歌に○をつけましょう♪
・小笠原美都子
・鈴木雅之
・市丸
・さだまさし
・Cocco
・二葉百合子
・谷村新司

和菓子

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  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


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