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来年の干支は「庚子」 [社寺]

タイトルにある「庚子(かのえね)」は、干支を十干十二支で表現するとこうなる。
60年で循環しているのです。
だから一循環したら「還暦(かんれき)」といい赤いチャンチャンコや赤い変な帽子を被ったりします。

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あの赤って何やねん?
「還暦」って長寿のお祝いだったようです。
いま、60歳で長寿なんていいませんね。
戦前(大東亜戦争)は、平均寿命が50歳にもならなかったらしいのです。
だから60歳なら立派な長寿らしい。
医学の進歩の影響なんでしょうね。
私の父親は、96歳。昔なら化け物やね。

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↑哲学の道、昔は哲学することができたらしい。いまは哲学するのは無理だろうな。

そういえば父親は「還暦」なんかやったんだろうか?
憶えてない。
私の時は、やった憶えがない。
赤いチャンチャンコなんて絶対身に付けません。

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↑哲学の道にあるのが「大豊神社」

そういえば厄年というのがある。
男性の厄年は数え年で25歳と42歳は特に大厄!
そして、忘れがちなのが、61歳!
きっと身心の体質が変化するような年齢なんでしょう。
私の場合、ちょっと前に3回ぐらい臨死体験しました。
なんとか乗り越えて生きています。

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↑植物がボウボウの状態がちょっと気になる。

還暦の赤は、赤ちゃんに戻るというのと、長寿を邪魔する存在から身を守るというような意味らしい。やっぱり赤い褌ぐらいしておいたらよかったのかな?
でも救急車で運ばれて赤い褌をしていたら・・・笑われるかもね。

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↑しばらく見ないうちに薄汚くなっています。来年に向けて大掃除ないないといけませんね。

27日の記事で「異常干支」というのが出て来ましたね。
十干十二支の60の組み合わせの内、昨年の戊戌、今年の己亥、例年の庚子がそうなんです。
でも何が異常なんでしょう。
60年の間には、そんな3年があってもいいのかも。いままで、当たり前だったことが通用しない世の中が始まる。敗者復活もありえるのかも。いままでビリだったのが競技のルールが変更されトップになるとか。
だから、いままで同じことをしていた人がだめになる。いま、エリートと言われる人は、頭がいいとなっている。左脳的に記憶・整理し、必要な時に再生させることができる人ですね。でもそれは、AI(えーあい)で置き換えられますよね。書類の管理だってブロックチェーンで確実に管理できるようになる。
これからは、いままでのやり方ではうまくいかなくなる。

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↑末社の大国社、ネズミが祀ってあるのではないですよ。大国主命(おおくにぬしのみこと)がお祀りしてあります。八十神(やそがみ)の憎しみを受けて根の堅州国に逃れた大国主命(おおくにぬしのみこと)は最初、須佐之男命(すさのおのみこと)の娘、スセリビメと出会う。結婚しようと大国主命が須佐之男命の所に行くといろいろなイジメに遭う。
野原に鏑矢を射て、大国主命さんにとってこいと命令。野原に行ったら回りから火をつけ焼き殺されそうになった。その時、助けてくれたのがネズミさんです。その時の縁でここにいます。

時代が大きく変化する。
来年はオリンピックですね。あれ自体、もう古いのかも。いま年寄りが考えることは何も新しいことを考えていないのかも。若い世代、もっといままでのやり方と違うことをやってもいいのかも。古い価値観では、生き残れないのかも。

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それから「異常」というのは、本当なんだろうか?
いままで何気なくやって来たことが「異常」だったのかも。
ひょっとして、我々人間の殆どが逆立ちをして生きているのかも。そのことにある日突然「逆立ちをして生きるのは辛い」と気付くのかも。
ひょっとしてこれから「正常」になっていく時代が来るのかも。

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天候だっていままでが異常に静かな時代だったのかも。
これから自然がダイナミックに動く時代なのかも。
環境問題だって人間がいるから温暖化になったというのも怪しい。
どこかでそれをネタにビジネスをしようとしているだけなのかも。
どうも世の中、怪しいことが多いです。
個々人が澄んだ目と心でしっかり観ていかないとだまな時代になるのかも。

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「異常干支」って、大きなきっかけになるのかも。
だとしたら面白いことになると思います。
行列なんかしていないで、自分のオリジナルを探しましょう!

なんかとりとめのないことを書いてしまったかも。
手が勝手に書いて行くのです。
写真は、見たらわかりますよね。哲学の道にある「大豊神社」です。ここは、来年の干支の子(ねずみ)の狛ネズミがあるので、ちょっとだけ有名なんです。
初詣は、行列ができるのかも。単純な人が多いですね。これからは行列なんかすると気枯れるのに・・・。

和菓子

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  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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タグ:社寺 京都
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落ち葉 [社寺・和菓子]

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本日の写真は、昨日の禅林寺(永観堂)の続き。
京都市内の紅葉って自然のものはないですね。
すべて自然でなく人意。
よく考えたら山だって川だって自然のものは何も無い。
すべて人間の作ったものですね。

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本日の写真もすべて人間が作ったもの。
落ち葉だって庭師さんがうまく落ち葉を配置しているのかも。
だから綺麗に感じるのかも。

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山でも人間が植林したものですね。
だから杉やヒノキの花粉が問題になる。
国産の杉やヒノキを建築資材で使わなくなったから、山が荒れ放題になっている。
あれってチャンと間伐してあげないといけないのです。
だから山に食べるものがなくなり、猿や鹿、熊や猪が人間の住むところにでてくる。
彼らの天敵は人間なんですが、その人間の駆除しなくなっている。
駆除する人も高齢化が進んでしまっている。しかも殺すのは可哀想という人もいるしね。

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こういうお庭を見ているときれいだけど、なにか魂というか気のようなものが薄いように感じる。なんでだろう?あまりにも人工的だからかな?
だからといって自然がいいとは思わない。
天意と人意のバランスみたいなものが必要なのかも。

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こういう庭もあまり人意すぎると興醒めになりますね。
ライトアップでプロジェクションマッピングをやり過ぎると建物に失礼な感じがするのは私だけかな?
どうも好きになれないのです。
不自然で。
出来れば夜は、社寺に行くべきでないと思います。
変なモノが憑くつかれるリスクがあると思いますね。

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みんな小さい時におばあちゃんに「神社やお寺は夜行ったらあかん!」と言われなかったのかな?
夜に行ってもいいのは、大晦日のおけら参りぐらいですよ。
でもあれ、火縄に火をつけて回しながら家に帰って、その火を元旦のお雑煮を作る時に使う・・・ガスレンジやIHクッキングヒーターにどうやって火をつけるのか?

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八坂神社で白朮火(おけらび)を吉兆縄に移して持ち帰るのですが、電車やタクシー、バスにどうやって乗るんだろう?
私は、行ったことがないのでわかりません。
夜に出歩くのは不良やと思われるしね。

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↑二條若狭屋「もみじ狩り」

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↑羊羹製、栗あん

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禅林寺の紅葉 [社寺]

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京都市内の紅葉は今がピークかな?
有名所はどこも人が観光客でいっぱいかもしれませんね。
一昨日「京都の東福寺に行きたいのです」大阪で質問をうけました。
思わず・・・でした。

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↑右上の建物が高校の校舎。二階の教室に二年生の時、居たのです。もちろん南禅寺も山科の運動場に行くとき、バスで通った。でも紅葉にそれほど反応しなかったですね。紅葉より高校の近所のうどん屋のラーメンの方に興味あったと思う。若いというのはそういうことかも。自分が散るような歳になると紅葉に共感するのかな?

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あの時、知らなかったけど、昨日と本日は、天皇さんが来られているようです。
車で観光は止めた方がいいですよ。
東福寺なんかも観光客でいっぱいでしょうね。
臥雲橋で「立ち止まって撮影しないでください」とガードマンがでているだろう。
拝観のためのチケットも凄い行列でしょう。

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私は本日、父親を外食に連れていかないといけない。
ちょっと気が重いです。

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さて本日は永観堂の紅葉。
先週行った時、やっぱり人が多かった。
人が入らないように撮影すると本日の写真のようになります。

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高校の時は、観ていたと思うけど、あの頃の永観堂ってそんなにパッとしなかったかも。南禅寺も真如堂も。
永観堂は、整備されたのでしょうね。
一年の稼ぎを紅葉でしているのでしょう。売上が凄いだろうな。消費税をかけたらいいのに・・・。そんなことを言ったらまたもめるのでしょうね。
でも宗教と全然関係ない見世物ですよね。紅葉って。

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この日、靴を脱ぐのがじゃまくさいので、あがらなかったのです。
なんか人がいっぱいなので、早々に撤収しました。
おそらく、20分もいなかったかも。

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紅葉はまあまあだけど、それほど綺麗でもなかったように思います。
写真的には綺麗に見えるでしょ。
赤色を強調する紅葉モードで撮っていますからね。
映り込んだ人もPhotoshopで消したりしています。
困るのは着物のようなモノです。あのトンチンカンな色彩は邪魔ですね。
季節にあった着物を選ぶようにしたらいいのに。
しかも、メンテナンスし易いナイロン系だし・・・・。
観ていて辛いですよ。

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  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
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↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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今年は亥年でしたね [社寺・和菓子]

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そういえば今年の干支は「己亥(つちのと・い)」つまり、猪でしたね。
その前の「己(つちのと)」は、十干の表示。
どういうことかというと干支は、十干+十二支の組み合わせで表現する。

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十干とは太陽の運行を基準にして日の出から日の入りまでを10等分し、そこに生命の生から死までを投影して表現したものであり、十二支とは月の満ち欠けを基準にして同じ様に生命の循環を投影したものである。
十干の10は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」
十二支の12は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」
十干と十二支の組み合わせで60通りの組み合わせができる。
つまり60年で一周するとなる。
「還暦」というのは60年たったんだとなる。
還暦といったらジジイやババアと思っていた。でもなってみるとそんな自覚はない。
昔といまでは、随分雰囲気が違うんだ。
みなさん、ボーッと生きていて気付いたら還暦になっているなんてことになっていますよ。100歳だってすごい長寿なんだと思うじゃないですか、いまは結構身の回りに居たりする。医学の力ですね。
でも精神の成長が伴っていないから、それほど尊敬されない人も多いかな。

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十干十二支の60種の組み合わせで「異常干支」というのがある。
その名前の通り、この干支が巡る時は「普通」ではない、「特殊」なエネルギーが流れるらしい。
いつかというと
2018年戊戌
2019年己亥
2020年庚子
この3年です。

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社会でも個人でもいままでないことが起こる可能性があるのだそうです。
「今までの常識が通用しなくなる」
「想像を超えた急激な変化が起こる」
「直線的ではなく、飛躍的に変化する」
「試練のような辛い経験が開運につながる」
今年もあと一ヶ月と少しです。昨年もだけど、結構いろいろあったと思います。
まだ来年も続くようです。

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でも大きなチャンスでもあるのかも。
この猪さんを眺めながらそう思いました。
そのために「大聖摩利支尊天」の力は必要なのかも。
摩利支天(まりしてん)は、仏教の守護神である天部の一柱です。太陽や月の光線を意味していて、摩利支天は陽炎を神格化したもの。

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↑京都鶴屋鶴壽庵「亥の子餅」

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↑黒こしあん

「ここは、どこ?」と聞かれそうですね。
南禅寺の塔頭「聴松院(ちょうしょういん)」です。
ここは、紅葉もないから静かですよ。

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ここはどこ? [風景]

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本日の写真を観てそう言われそう。
そうなんです。
人をさけて紅葉風景を撮るとこんなになります。

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紅葉スポットに行くと紅葉景色を楽しもうとする人でいっぱい。
あまりの人の多さにびっくりしてしまいます。
でも・・・先週末、大阪の梅田に行ったのですが、その人の多さかにショックをうけました。紅葉とか社寺もなにもないのにね。
2〜3倍人が多いのです。
新しい商業施設ができたらしい。大阪独特の食べものの匂いと人の埃っぽい匂いに閉口しました。マスクをしたらよかった。鼻がむずがゆくなるのです。
あれから比べたら京都市内の雑踏は・・・と贅沢言っていてはいけませんね。

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写真の場所は、南禅寺境内です。
もちろん、拝観料が必要なところには入っていません。
よく考えたら、南禅寺で拝観料が必要な場所に入ったことがない!
小学校の時の遊び場所だったり、高校の近くだったりとあまりにも身近だったからかも。今更・・・という感じもあるのかな。

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高校の時なんか、毎日観ていたのに、紅葉はなにも感じていなかったかも。
観光客もさほど多くなかったのもある。
哲学の道は、銀閣寺門前に友人の家があったから、よく歩いた。
あの頃の哲学の道は、観光客は少なかったな。
桜が綺麗だったのを憶えている。
京都の街全体も昔は、静かだったかも。

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「そうだ 京都、行こう。」というJR東海が1993年ぐらいにキャンペーンをやり出した時ぐらいから京都に観光客が多くなったのかも。
しょうど平安遷都1200年記念事業に合わせる形で開始されたのだそうです。
26年前ですよ!
あの頃の紅葉はまだ綺麗だったかも。

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最近、紅葉や桜があまり綺麗でないかも。
写真、綺麗に見えるでしょ。
赤の色を強調する「紅葉モード」を使ってますからね。
肉屋の赤い色の照明と一緒やね。ライトアップだって同じ効果。
それと京都の場合、大道具・小道具、「古都」「京都」というイメージで誤魔化しております。
そういうメッキがちょっと剥がれてきたのが今日この頃。
外国人観光客があまりにも多くなり、日本人が京都観光を避けるようになって来ているそうです。昔の京都のつもりで京都に来たら、道は混んでいて、人が多く、外国語の看板やアナウンスが多く、一瞬どこの国なのかわからなくなる。
食べモノも関東からの進出のお店が多く、人はそれに行列している。
昔の京都の大人の雰囲気を味わいたい人にとってショックだろうな。

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外国人観光客にとっては、安全だし、やりたい放題しても文句を言われないからいいだろうな。最近、自転車でまわる外国人が多い。これは危ない。京都市は自転車で走る用の道が極めて少ないのです。自転車で走ってはいけない四条河原町でも外人なら文句をいわない。これは問題。
食べながら、飲みながら歩いている。ゴミ箱が少ないから道端に飲みさしの飲物を置いて行く。
なんとかしないと京都は荒廃して行くと思う。
市バスに乗ると「世界一美しい街、京都」と空しくアナウンスされているのも悲しい。そろそろ民泊も潰れ始めているらしい。いいのかなぁ・・・。

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これだけ観光客が増えているけど、京都市に入る税収は少ない。だから京都市民に負担がかかる。これでは、街を整備する予算もでないだろう。
これからどうするんだろう?
真剣に考えた方がいいでしょうね。

なんか、わけのわからないことを書いてしまった。
すんまへんなぁ・・・。

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