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今年は亥年でしたね [社寺・和菓子]

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そういえば今年の干支は「己亥(つちのと・い)」つまり、猪でしたね。
その前の「己(つちのと)」は、十干の表示。
どういうことかというと干支は、十干+十二支の組み合わせで表現する。

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十干とは太陽の運行を基準にして日の出から日の入りまでを10等分し、そこに生命の生から死までを投影して表現したものであり、十二支とは月の満ち欠けを基準にして同じ様に生命の循環を投影したものである。
十干の10は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」
十二支の12は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」
十干と十二支の組み合わせで60通りの組み合わせができる。
つまり60年で一周するとなる。
「還暦」というのは60年たったんだとなる。
還暦といったらジジイやババアと思っていた。でもなってみるとそんな自覚はない。
昔といまでは、随分雰囲気が違うんだ。
みなさん、ボーッと生きていて気付いたら還暦になっているなんてことになっていますよ。100歳だってすごい長寿なんだと思うじゃないですか、いまは結構身の回りに居たりする。医学の力ですね。
でも精神の成長が伴っていないから、それほど尊敬されない人も多いかな。

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十干十二支の60種の組み合わせで「異常干支」というのがある。
その名前の通り、この干支が巡る時は「普通」ではない、「特殊」なエネルギーが流れるらしい。
いつかというと
2018年戊戌
2019年己亥
2020年庚子
この3年です。

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社会でも個人でもいままでないことが起こる可能性があるのだそうです。
「今までの常識が通用しなくなる」
「想像を超えた急激な変化が起こる」
「直線的ではなく、飛躍的に変化する」
「試練のような辛い経験が開運につながる」
今年もあと一ヶ月と少しです。昨年もだけど、結構いろいろあったと思います。
まだ来年も続くようです。

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でも大きなチャンスでもあるのかも。
この猪さんを眺めながらそう思いました。
そのために「大聖摩利支尊天」の力は必要なのかも。
摩利支天(まりしてん)は、仏教の守護神である天部の一柱です。太陽や月の光線を意味していて、摩利支天は陽炎を神格化したもの。

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↑京都鶴屋鶴壽庵「亥の子餅」

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↑黒こしあん

「ここは、どこ?」と聞かれそうですね。
南禅寺の塔頭「聴松院(ちょうしょういん)」です。
ここは、紅葉もないから静かですよ。

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