点心 [食]
↑紅い壁が「一力亭」
「点心」って面白い言葉だと思う。
禅語『空心(すきばら)に小食を点ずる』からきたという説、心に点をつけることから心に触れるものと言う説がある。
「空心」という言葉もいいですね。意味が偽りの心。 うわのそらの気持ち。いまの世の中「空心」で満ちているかも。
↑青冥「担々麺(辛口)」
「点心」って、ちょっとした心のボーッとした時、ちょっとだけ美味しい食べ物を身体に入れてあげて、「ハッ!」と自分に気付くことなのかな?
なんて考えながら、この料理を観ていた。
↑「お粥セット」
これは、父親と外食をした日のメニュー。
お店は、「青冥祇園店」です。
ここは、ビルの5階にある。
私は、外の光が入るお店が好きなんです。
いくら美味しくても、地下にあったり、窓がないお店は居心地が悪い。
生理的にいやなんです。なんだろう。
最近の新しいお店は、窓がない、薄暗いお店が多いですね。
しかも行列が多い。食べてみてそれほど美味しいとも思えないのが不思議。
なんだろう?彼らは、情報を食べているのかも。
評判だから行く。テレビに出て来たから行く。そんな感じですね。
私とは真逆の発想やね。
↑海老のチリソース煮
↑鶏の唐揚げ・春巻
最近、花見小路近辺もコロナちゃんのお陰で、外国人観光客が少なくなり、ちょっと行こうかという気になってきた。
十数年前は、こうだった。なんとかこの状態でうまくお店がやって行けたらいいだろうな。
↑ザーサイ
↑お粥
いつもの青冥のランチメニューと違うものを注文してみた。
私は、あまり食欲がなかった。
デスクワークでイライラしているからかも。
この日は、家から祇園のこのお店まで歩いて行きました。それでもお腹があまり減らない。ストレスなんでしょうね。デスクワークと父親との食事。
↑点心4種
私は、この日、担々麺を半分とサラダ半分、お粥を食べただけだった。
後は、父親が食べてしまった。
ちょっとすごいと思う。
↑杏仁豆腐
父親が担々麺を音を立てて啜るのを止めさせた。
音が五月蠅いというのもあるけど、この日、辛口で注文していたので、啜ると気管の方に辛いお汁が入り、咳き込むリスクがある。それがもとで肺炎になられてもこまります。食べ方を指導しておりました。
↑ゴマ団子・ココナッツ団子
いまの私に、中華粥が一番よかったかも。
ちょっと情けない。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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