風情 [風景]
久しぶりに石塀小路を歩いてみた。
写真的にいうと高台寺から八坂神社の南楼門方面に抜ける細い道。
ここは、昔から景色が変化していないように思う。
でもつい先日まで外国人観光客が歩いているらしいので行かなかった。
新型コロナのお陰で元の静寂を取り戻しました。
このあたりのお店は、ほっとしたはるかな?
こんな狭い道を騒々しい団体が歩いていたらいやだろうな。
どうか新型コロナ騒動の後も、もどってきませんように。
このあたりは、それほど古くからあった訳ではないようです。
遡っても明治末期から大正初期にかけてお茶屋の貸家が軒を連ねていたらしい。
ちょっとややこしい場所だったのかも。
このあたりは、景観をそのまま残して置いた方がいいだろう。
風情があります。
京都らしい感じがするのです。
この風情は、外国人には、ちょっとわかりにくいかも。
だから騒がれて欲しくないし、そういう人達用の店ができても困る。
そっと佇んでいて欲しい場所。
時々、歩くと昔にタイムスリップした錯覚を覚える感じがいい。
↑本家玉壽軒「富貴草」
↑きんとん、粒あん
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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