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信じる力 [社寺・和菓子]

昨日、熊野神社の前を通ったら、茅の輪が設置されていた。
そうなんだ「夏越の祓(なごしのはらえ)」なんだ。
今年も半年経ったんだ!

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↑熊野神社

それにしても今年は、ずいぶん穢れましたね。われわれ。
こういう神事だって妙に白ける・・・。
神仏について考えさせられる半年だったかも。

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神事や仏事が見事に効力がないように感じた。
京都の観光社寺は、拝観中止や祭事だって中止に追い込まれた。
祇園祭だって、本来は、疫病退散のための神事なんじゃなかったの?
規模を小さくして実行するけど、なんの効果もない。
弘法市だって中止だし・・・。
加持祈祷は何処へ行った?

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お盆の行事だって妙にシラッとするだろう?
坊主や神官がマスクをしていたりするとシラッとしてしまいます。
そんなに新型コロナが怖いのか?
いいかがえんなもんですね。

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まあ、昔から神仏で疫病が退散していたかどうか分かりません。
ただ、昔の人はまだ神仏を信じていた。そして真剣にお参りをしていたかも。
つまり、人の念いが強かったのかも。
神仏は、その人の念いにエネルギーを与えているだけかも。
人間にとって都合のいい状態で神仏は力を与えたりしないのかも。
たったそれだのこと。
戦後の我々は、義務教育を受けて育った。僧侶や神官でさえ同じだ。
義務教育では、神仏にういて教えない。
だから神仏のことはしらない。僧侶や神官もそうだ。
だから彼らも本当は、信じていない。
だれも信じていないから、神仏だって信じる人の力がないと力がでないかも。
人間と地上の(宇宙のではない)神仏は、相身互いなんだろうな。

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京都市内の観光社寺になったら、お金儲けが目的なんだろうな。
だから今年は、大変だろう。
本当に人の心を救う仕事をしないと振り向いてもらえない。
ちょっと悲しい状態になってきました。
京都の社寺は空っぽ状態。

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↑塩芳軒「水無月」

社寺も生き残りたかったら、すべてを再構築した方がいいのかも。
もう昔の状態に戻れない。

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