我が家の「土用丑の日」其の1 [食]
↑「わらじや」
連休初日に、父親と京女と三人で「わらじや」に行った。
あの日は、毎週恒例の外食を楽しむ会だった。まあ、父親が楽しむ訳ですが・・・。
リクエストを聞くといつも「鰻」というリクエスト。
ただ、いつも行くお店は落ち着かない。蒲焼きも私はあまり好きではない。京女もそうだ。彼女は、鰻の骨で辛い目にあったらしい。確かにあの骨が喉とかに刺さったら辛い。
↑看板のわらじ?大きな足の人用?秀吉さんが信長さんのたまにお腹に巻いて温めはった故事に因んでいるとか・・・。
↑そういえばいま、登録商標問題を仕事でやっています。
本来なら、京都岩倉木野の「松乃鰻寮」あたりに行き、鰻のフルコースがいいのですが・・・ちょっと遠い。
そこで久しぶりに「わらじや」にした。
もちろん、イス席で予約をしておいた。
雰囲気は、座敷の方がいいのですが・・・。
↑お料理の前の和三盆と抹茶。もうすこしお抹茶のグレードを上げて欲しいかも。
↑口の中に入れ、甘さを味わい、抹茶を飲む。
この「わらじや」、歴史が古いらしい。「う(鰻)ぞうすい」が名物の豊臣秀吉ゆかりのお店。名前の由来は秀吉が草履を脱いで一服したことが由来とのことで400年以上の歴史ある老舗らしい。
↑前菜
京女は、行ったことがないそうです。
近くに住んでいたのにね。
このお店、最近「鰻丼」も夏季限定であるらしい。この店で鰻丼を食べようと思わない。やっぱり「うぞうすい」でしょ。
通常では、「うぞうすい」のコースしかないのです。
お安くないから敷居が高いかも。
↑うなぎの鍋。鰻は白焼き、筒切りで骨が抜いてある。出汁は昆布と鰻の中骨、板麩、青ネギ、底に春雨。本来なら仲居さんが取り分けてくれる筈なんですが、新型コロナの影響で取り分けないらしい。なんか納得できない。サービス料は無し?
でも他のお店で鰻を食べたら、結局同じぐらいの金額になってくる。
鰻は昔から贅沢な食べ物なのかも。
いまの京都市内では、鱧の方が高級なイメージがある。
でも・・・私は鰻の方が好きかも。
↑鰻は白焼き状態で筒切り、中華料理もこういう切り方をする。ヨーロッパも。
↑出汁は、美味しかったです。鍋の水分を全部飲んでもいいのです。雑炊は別の出汁で作りますから。
ただ、最近、蒲焼きはちょっと辛い。
白焼きがいいな。
うざく、肝吸い、う巻き・・・を食べて。
お刺身なんかもあるけど、鰻って血液に毒があるらしい。そんなに強い毒性はないらしいけど、どうなんやろ?
明日に続く。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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やっぱり今年はちょっと変ですね [社寺]
本日の写真は、土用丑の日の次の日、東寺に行った時の写真。
いつものヴォイトレ前にいつも東寺境内を歩きます。
↑蓮の花はソロソロお終いかな
世間では、木曜日から連休らしいですね。
天気もあまりよくないから外出はしていません。
用事もないのに、街中に行くのが億劫。
人は結構出ておられるのですが、なんかみなさん、怖々という感じがします。
なんか暗いのです。
梅雨明けも遅れているような天気だし・・・セミも鳴くには鳴いていますが元気が無い。
そういうのがすべてでしょう。
食べ物屋さんに入ってもソーシャル・ディストーションなんて言われる。また新型コロナということでサービスが低下している。
買い物をしてもレジ袋が有料・・・有料だけでなく消費税までオンされている。新しい増税?
なんかショッピングも楽しくない・・・。
こんな状態がこれから二年ぐらい続くのでしょうね。
新型コロナの影響はすごいく大きい。
個人も組織も同じことを続けようとすると必ず失敗するのでしょうね。
そんなことを考えながら、東寺境内を散策していました。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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お下がり [社寺]
「お下がり」ってなんか「お古」のイメージがあるかも。
もっとも最近、兄弟姉妹が少ない家庭が多いからあまりないことか・・・。
最近では、中古の服や道具が流行っている。
タイトルの「お下がり」は、神仏に供えた飲食物(神の場合は神饌)などを下げたものの意味。
神仏に美味しい所へ食べられた後のモノをありがたくいただくのです。
で、自分もちょっと神様ファミリーの一員になったような気持ちになる。
お賽銭のお下がりってくれはらへんのんやろな・・・。
剣神社のお下がりは、「懐中しるこ」でした。
お湯を注ぐかき混ぜるとあら不思議、おしるこになります。
昔の味がしました。
剣神社って、勇ましい剣とかのイメージがあるのですが、「子供の守護神」なんです。ちょっと以外な感じなんです。
でも地元では、子供を守ることで信仰されている。
↑撫石、身体の悪い所を撫で、この石を撫でると快癒するのかな?
安産祈願とか子供の健康をお願いするのがいいようです。
実際に着ているのは、ずっと前に子供だった方々が多いかも。
このあたりも子供が少ないですからね。
境内は、それほど大きくありませんが、色々な社がありました。
この日は暑かったのですが、気分がスッキリでした。
近くなので普通の時に行ってみます。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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ほうらく灸封じ [社寺]
一昨日(21日土用の丑の日)に行った剣神社の続きです。
寺務所で申し込みの書類を書いてもらい。
本殿へ移動。
この剣神社は、東山の音無川と今熊野川の合流点近くにあり伊邪那岐命、伊邪那美命、邇邇藝命(ニニギノミコト)、白山姫命を祭る。中世は泉涌寺の守り神であったらしい。現在は今熊野一帯の産土神で、とくに子供の疳虫封じ祈願で知られる。天明、天保の火災で詳しい創建由緒は不明。
・伊邪那岐命(イザナミノミコト)/男神、二柱は夫婦。日本を作った神
・伊邪那美命(イザナミノミコト)/女神
・邇邇藝命(ニニギノミコト)/日本に天降った初めての天孫。
・白山姫命/伊邪那岐命と伊邪那美命は、日本を作り、多くの神様を産んだ。最後に産んだ迦具土神(カグツチ)を産む、迦具土神は火の神だった。で女性器を火傷して伊邪那美命は死に黄泉の国へ行く。伊邪那岐命は、妻を追いかけ黄泉の国へ行く。そこで二柱は再会。でも伊邪那美命は黄泉の食べ物を食べ、帰れない。「なんとかならんの?」というと、「ちょっとまってて、黄泉の国の神に相談してくる。その間、けっして私を覗かないで・・・」と言った。でもそういわれると覗きたくなるのが男やね。覗いたら腐りかけたゾンビだった。で、伊邪那岐命は逃げた。その時、二柱の神の間を取り持ったのが白山姫命。女神さんらしいけど、どうやら巫女のような存在だった。霊を口寄せするイタコのような巫女。そういうことであの世のことを探査する時の守り神的な神様。
なんか説明が長くなってしまった。
でもこういう理解が神社に行く時、大事ですよ。どういう神様が祀ってあるか知らないでお参りするなんて失礼ですからね。
最低、この程度のことを知ってから行きましょう。
↑ほうらくの上におぐさが七つのっている
お祓いが終わり、挨拶を済ませてから寺務所の所で「ほうらく灸封じ」をしてもらいます。
↑もぐさ
「ほうらく(焙烙)」素焼きのお皿で神事や仏事でよく使う。お盆の迎え火なんかで使う場合がある。
ほうらくの上に乗っているのが「もぐさ」。
もぐさ(艾)は、ヨモギの葉の裏にある繊毛を精製したもの。主に灸に使用される。昔、お灸といえばこのもぐさをツボに乗せ、火を付けていた。最近は、あまりやらない。火傷の跡が残りますからね。しかも熱いし。
「ほうらく灸封じ」は、ほうらくの上に七つもぐさを乗せ火をつける。
皮膚に直接じゃないから、ほんのり温かい程度。香りはします。
七つ・・・七つのチャクラに対応しているのかな?
それとも七つの体?
聞けなかった。
時間は、それほどかかりません。
でも身心がリフレッシュした気持ちになりました。
これで今年の夏も乗り切れる!
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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寺務所で申し込みの書類を書いてもらい。
本殿へ移動。
この剣神社は、東山の音無川と今熊野川の合流点近くにあり伊邪那岐命、伊邪那美命、邇邇藝命(ニニギノミコト)、白山姫命を祭る。中世は泉涌寺の守り神であったらしい。現在は今熊野一帯の産土神で、とくに子供の疳虫封じ祈願で知られる。天明、天保の火災で詳しい創建由緒は不明。
・伊邪那岐命(イザナミノミコト)/男神、二柱は夫婦。日本を作った神
・伊邪那美命(イザナミノミコト)/女神
・邇邇藝命(ニニギノミコト)/日本に天降った初めての天孫。
・白山姫命/伊邪那岐命と伊邪那美命は、日本を作り、多くの神様を産んだ。最後に産んだ迦具土神(カグツチ)を産む、迦具土神は火の神だった。で女性器を火傷して伊邪那美命は死に黄泉の国へ行く。伊邪那岐命は、妻を追いかけ黄泉の国へ行く。そこで二柱は再会。でも伊邪那美命は黄泉の食べ物を食べ、帰れない。「なんとかならんの?」というと、「ちょっとまってて、黄泉の国の神に相談してくる。その間、けっして私を覗かないで・・・」と言った。でもそういわれると覗きたくなるのが男やね。覗いたら腐りかけたゾンビだった。で、伊邪那岐命は逃げた。その時、二柱の神の間を取り持ったのが白山姫命。女神さんらしいけど、どうやら巫女のような存在だった。霊を口寄せするイタコのような巫女。そういうことであの世のことを探査する時の守り神的な神様。
なんか説明が長くなってしまった。
でもこういう理解が神社に行く時、大事ですよ。どういう神様が祀ってあるか知らないでお参りするなんて失礼ですからね。
最低、この程度のことを知ってから行きましょう。
↑ほうらくの上におぐさが七つのっている
お祓いが終わり、挨拶を済ませてから寺務所の所で「ほうらく灸封じ」をしてもらいます。
↑もぐさ
「ほうらく(焙烙)」素焼きのお皿で神事や仏事でよく使う。お盆の迎え火なんかで使う場合がある。
ほうらくの上に乗っているのが「もぐさ」。
もぐさ(艾)は、ヨモギの葉の裏にある繊毛を精製したもの。主に灸に使用される。昔、お灸といえばこのもぐさをツボに乗せ、火を付けていた。最近は、あまりやらない。火傷の跡が残りますからね。しかも熱いし。
「ほうらく灸封じ」は、ほうらくの上に七つもぐさを乗せ火をつける。
皮膚に直接じゃないから、ほんのり温かい程度。香りはします。
七つ・・・七つのチャクラに対応しているのかな?
それとも七つの体?
聞けなかった。
時間は、それほどかかりません。
でも身心がリフレッシュした気持ちになりました。
これで今年の夏も乗り切れる!
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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土用、うなぎよりほうらく灸やね・・・1 [社寺]
↑剣神社
昨日は、土用の丑の日でしたね。
鰻・・・別にたべようと思わなかった。
みんな食べようと思う時は食べない・・・天の邪鬼やね。
午前中、手紙を書いていて郵便局に行く。
行ったついでにフラフラと剣神社に行ってしまった。
午前中は、晴れていい天気だったからかな?
昼からは、天気が悪くなるようなので、今なら行けると考えた。
↑鏡、玉
市バスが来たので歩かずに乗ってしまった。
歩いて行くと汗をかくので市バスだったのです。
歩くのはかまわないのですが、神社の本殿でお祓いを受けるので、汗ダラダラはちょっと嫌なんです。ちょうど暑い時期ですからね。
↑剣
剣神社に行って、「ほうらく灸封じ」の申し込みをした。
一人だったので「住所が書けるかな?」と一瞬思った。でも住所は書いてくださった。私の所の住所が難しいのですよ。住所、この神社とあまり違わないことに気付いた。近くなんだ。
申し込みをして本殿でお祓いを受けます。
それから「ほうらく灸封じ」ということになります。
ほうらく灸封じは、明日紹介します。
この剣神社とは。地元の人々からは「つるぎさん」の愛称で親しまれている神社。ご祭神は伊邪那岐命、伊邪那美命、邇邇藝命、白山姫命。子供の守護神として信仰されており、特に疳虫に効果があるといわれている。
まあ、京男の場合、ジジイなのであまり関係ないかも。まあ、無呼吸らしいけど、この神社は無呼吸は担当したはらへんかも。
でも一応、封書でお知らせをいただいているので、毎年行っているかも。
小さな神社ですが、このぐらいの規模の神社の方が安心感がありますね。
なんだろう?
大きい神社は、立派だけど・・・身?が無いように感じる。
しずかに個人的に信仰するのが好きなのかな?
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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Twitter→@kyo_otoko