うっとうしい雨ですねぇ [和菓子]
よく雨が降りますねぇ・・・。
人に会うとそういう話しになる。
人は、マイナスで共感し易いのかも。
でもそういう会話は危ないかも。
↑亀屋良長「夏小立」
なぜ危ないのか。
ダンダン、マイナスの共感に慣れ、当たり前になる。
結果、マイナスの状態が三次元的に顕現し易くなるから。
もちろん、百パーセント再現性はない。でも危険性は回避した方がいいだろうな。
さり気ない会話でも蓄積すると危ない。
できればプラスの共感にして置きたい。
↑くず、白こしあん
タクシーに乗っても運転手さんと何らかのコミュニケーションをとります。
行く先だけ伝えるという方法もあるにはあります。でも普通に何らかの会話をした方が運転手さんも乗る方も安心ですね。
知らない人と密室状態で時間を共有するのですから。
「私は、怪しい人間でない」と伝えたいのが普通。
私は、毎日ほどタクシーに乗ります。だから顔見知りの運転手さんの車に乗ることが結構あります。乗って前に別れた話しの続きができる。そして行き先を言わなくても行ってくれる。これは安心。
でも普通、そういう状態にならない。
だから会話をする。
↑総本家駿河屋「水ぼたん」
マイナスで共感しないためにどういう会話にするか?
マイナスをちょっとプラスにして返して行く?
例1、運転手「うっとしい雨ですねぇ」私「これで水不足にはならないですね。よかった」
例2、運転手「うっとしい雨ですねぇ」私「雨の時ならお客さんが乗る確率が高いからちょっと嬉しくありませんか?」
例3、運転手「うっとしい雨ですねぇ」私「喉のぐらいが湿気で調子いいです」
というような調子です。
↑錦玉、道明寺、白こしあん
こういう地道な作業で、自分の心からマイナス的なモノを少なくして行く。
その事は、ツキを維持する上で大切なことのように思えます。
また、相手のマイナス的な要素を少なくするという功徳もあります。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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