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 [風景・和菓子]

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これからの京都市内は、どこも錦(にしき)がいっぱいになるだろう。
錦とは、様々な色糸を用いて織り出された絹織物の総称。またその織物のように鮮やかで美しいものを指して用いる言葉をいう。

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私が卒業した小学校は「錦林小学校」という名前。
設立が明治2年(1869)と古い小学校。
この錦林という名前は、昔このあたりに紅葉の有名な森があったらしい。
地域的には、永観堂や真如堂がある場所です。
昔々は、さぞやすごかったのかも。

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高校が永観堂の隣だった。
これはいつも書いていることです。
二年の時、永観堂沿いの教室だった。
だから、紅葉がよく見えていたはず。
南禅寺だって体育の授業の時、山科にあるグラウンドにバスで行って。
その時、南禅寺の紅葉も見ていたはず。
でも当時の私は、紅葉なんて気にも留めていない。
高校生が紅葉を見て「綺麗だ」なんて思わないかも。
まだ桜の方が綺麗だと思ったかも。
よく哲学の道を通って銀閣寺前の友達の家に行ったものです。
あの頃の哲学の道は、全然整備されていなくてワイルドな雰囲気だった。
いまは、観光客がいっぱい歩いておられますが。

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高齢になり、落ち葉に仲間意識を憶えるようになってはじめて紅葉がよく見えるのかも。そういえば紅葉に若い人は来ていないかも。

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↑本家玉寿軒「錦秋」

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↑きんとん、粒あん

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


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