塩とカリウム [風景・和菓子]
昨日は、実家の掃除。
今週末に父親が退院するので、その準備。
一時は、本当に危ない状態だったけど、なんとか事件前に戻った。
でも腎不全と心不全は、どうしようもない。
対応が「塩分」と「カリウム」の対応をしないといけないのです。
このあたりの感覚がまだよく分からないのです。
取りあえず、実家にある食料品をすべてなくしました。
父親は味が濃いのが好きで、インスタント食品もたくさん備蓄されているのです。
あると食べるから、賞味期限切れは捨て、まだOKなのは持って帰ってきた。
洗濯機と食洗機もカビだらけになっていた。
手入れをした形跡もない・・・。
異臭がしていたのは洗濯機のカビだった。
溲瓶なんかも汚い状態だった。
冷蔵庫も酷い状態。
ヤモメジジイに蛆わわく状態。
これで古くて塩分が濃い食品はすべて処理した。
あたは、塩分とカリウム含有量が少ない食品というか調味料もそろえないといけない。
父親は、まったく自覚がない。
お弁当を持ってきてもらうことになるけど、きっと味が物足りないと何かを買い足す可能性はあるだろう。
そういうことをすると命取りになるのがよくわかっていない。
最後は、「もういつ死んでもええねん」と決め台詞。
「なら、なんで先月末、救急車を呼んだのか?」というと黙る。
かわいくないことおびただしい。
非常時の連絡システム、鍵システムを組んでおいてよかったと思っています。
今回生命が助かったのは、回りの人達のお陰だと感謝しないといけません。
そういうことを自覚していない。
そういう人生なんでしょうね。
退院後は、死なないために食に気をつけないといけないのです。
塩分とカリウムね。
カリウムが曲者です。
生野菜、果物、カリウムってなんでも入っている。
普通の人からすると必要なものなんです。
でも腎機能がだめになると問題になる。
もちろん蛋白質もあまり食べ過ぎるとアンモニアの処理がうまくいかなくなる。
本来なら透析なんですが、おそらく体力的に耐えられないからパスしました。
まだ、わからないことがあるので栄養指導の専門家に父親と聞きます。
もっとも、私はそんな病気になる予定はないから気楽。
父親がいままでの生活習慣の総決算ですからね。
あまり同情の余地は無い。
↑千本玉寿軒「冬紅葉」
↑上用、栗蒸羊羹
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
Twitter→@kyo_otoko