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祝い焼き [食]

昨日は早朝から父親の退院手続きをしていた。
もちろん、今週はそのために実家を整備していた。
外は寒いと身構えた割りには、それほど寒くなかったのが救いだったかも。

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↑本日の写真は、北山の焼肉

時間の経つのは早いもので、一ヶ月の入院でした。
最初は、本当に危なかった。
軽い肺炎、胸水、血中酸素濃度80、腎不全、心不全。
年齢が95歳というのもあった。

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こういう事態が起こることを想定し、色々用意をしていたのがうまく行った。
家の鍵は、玄関の外にキーボックスを付け、暗証番号をケアマネや関係各位に知らせておいた。
看護師さんが週一度来てもらうことを決めてあった。もちろん緊急時の対応もしてくれるように依頼してあった。
薬、保険証、その他、緊急入院セットを定位置を決め集積。
テレビカメラも用意していた。
京男も緊急入院経験があるので、必要なものを想定できた。
京女も私が入院した経験があり、沈着にものを揃えた。

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それと父親は、運が良かったのだと思う。
いろんな人に助けられたと思います。
色々な事態を想定し、用意することは大切ですね。
国の動きを見て、あまり想像して対応していないように思います。

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退院して、車椅子に乗せて家に帰った。
実家は、通りを挿んだ所なので歩いて5分もかからないのです。
行きは救急車でしたけど。
一ヶ月入院しているから、元の動きに戻るのは二ヶ月ぐらいかかるでしょうね。
今回、日常生活で変化したのは、食べ物だと思います。
塩分>カリウム>タンパク質・糖質
という腎臓対応中心になった。
腎機能がかなり落ちているのです。
医者は透析といいましたが、高齢なので体力的に耐えられないかも。
そう思い、食養生でなんとかするようにしました。

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塩分とカリウム・・・特にカリウムは、難しい。
父親が好きな、生野菜や果物がだめなんです。
カリウムなんてどんなものにも入っているのです。
バナナジュースなんか飲んだらひっくり返るだろうなぁ・・・。

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入院中は、腎臓対応の食事をしたと思います。
塩分控えめの食事。
退院したお祝いに「何が食べたい?」というと「鰻重」と言った。
この日は、京男Jr.2が来てくれた。彼は鰻はだめなんです。
仕方なく、焼肉に行くことになった。

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で、撮影したのが本日の写真。
もとろん、父親は、たくさん食べません。また食べさせません。
でも少しずつ食べた。
すごく満足したと思います。
お祝いなんですからね。
さすごにビールは注文しなかった。

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写真はないけど、ハンバーグステーキとクッパも食べました。
退院の日に食べたメニューとしては過激だと思います。
この後、デパ地下で買い物をし、実家にタクシーで帰った。
それから、お風呂を沸かし、父親は一ヶ月ぶりのお風呂に入った。
これもすごく満足した。
すっきりしたと思います。

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こんな写真、ドクターたちが見たらビックリするだろうなぁ・・・。
私の場合、インド料理を食べるだろうな。
最初に入院した時は、病院を抜け出してインド料理を食べに行ったこともあります。
あれは、30歳の頃でした。

まあ、父親との距離間をうまく保ちつつ、介護をしていきます。
食養生も大切だけど、時々ストレス解消もやろうと思います。
ドクターには、怒られるだろうけど、美味しいものをある程度食べて、死ぬのも悪くなり。食いを残すのは嫌だろうと思います。ほどほどにやります。

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タグ:京都
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