木守り [風景・和菓子]
本日に記事は、上用饅頭の名前から書きました。
「木守り(きもり・きまもり)」と読みます。
柿を収穫しても、来年もよく実りますようにとお願いをするおまじないで、木のてっぺんに残しておくのです。
そして、人間が取り尽くすのでなく、小さな小鳥たちのことまで気遣うのだそうです。
素晴しいことだと思います。
いま、山は手入れが悪く、自然の生き物たちが食べるものがなく、人間の住むところに食べ物を探しにきます。
生態系のバランスが悪くなっているのでしょう。
風水害の被害が出るのも山が荒れてきているからなんでしょう。
人間の自然に対する考え方が粗っぽくなってきているのでしょうね。新型コロナだって自然と人間の関係で出て来たのかも。新型コロナとの戦いに勝って・・・なんて思う人間の考え方は間違っているのかも。
根本的に人間は、生き方を考え直さないといけないのかも。
ちょっとは、雅満(我慢でなく)した方がいいのかも。
自然と人間の共存を考えないと、地球から人間は三行半を突きつけられるということになって行くのかも。
それも考えた上で経済活動をした方がいい。
自然を人間が守るなんてことを考える間は、まだまだだめだろう。
自然の仕組みを人類は、しっかり解明していない可能性がある。
古人の生き方や考え方を、いま学び治す必要があるかも。
↑千本玉寿軒「木守り」
↑上用、白あん、アンポ柿
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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