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土蜘蛛と粟餅 [社寺]

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↑東向観音寺

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なんとも変なタイトルですね。
北野天満宮の門前にある東向観音寺(ひがしむきかんのんじ)に久しぶりに行った。
北野天満宮の神宮寺なんだそうです。
神宮寺って何?

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神宮寺(じんぐうじ)とは、日本で神仏習合思想に基づき、神社に附属して建てられた仏教寺院や仏堂。別当寺、神護寺、神願寺、神供寺、神宮院、宮寺、神宮禅院ともいうのだそうです。
神仏習合って不思議ですね。なんでもありの感じがする。

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↑一番右が土蜘蛛塚

日本に仏教が伝来した飛鳥時代には、神道と仏教は未統合であったが、平安時代になり、仏教が一般にも浸透し始めると、日本古来の宗教である神道との軋轢が生じ、そこから日本の神々を護法善神とする神仏習合思想が生まれ、寺院の中で仏(本地)の仮の姿である神(権現あるいは垂迹)を祀る神社が営まれるようになったのだそうです。

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この東向観音寺境内に土蜘蛛塚があります。
小さい時は、この土蜘蛛というのが怖かった。
きっとテレビの『変幻三日月丸』の影響?
話しの中に土蜘蛛というのが出てきたかも。
違う番組だったのか、記憶が定かでないです。
『変幻三日月丸』というのは、1959年3月4日から1960年2月4日までフジTV系で放映された松竹製作の時代劇。
このドラマを知っている人はすくないのです。
歌を覚えている。
「♪くろしおおどる なんかいに けっぷうすさぶ はなれじま うまれてここに じゅうよねん あだなすてきに けんをとる ああへんげんみかずきまるは かいだんじ♪」
ちゃんと書くと。
「黒潮おどる 南海に 血風すさぶ 離れ島 生まれてここに 十余年 仇なす敵に 剣をとる ああ変幻三日月丸は 快男児」
となります。7歳ぐらいに見ていたことになる。
その頃、テレビがあるということは、新しいものが好きだった家庭だったのかも。
前年放映された『月光仮面』もテレビで観ていたのを憶えている。

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↑北野天満宮門前のあわ餅屋さん

土蜘蛛って何の番組で観たのかなぁ?
大和朝廷に逆らっていた、日本の先住民族なのかも。
能の演目で『土蜘蛛』というのがありますね。あの印象が強いのかも。

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この東向観音寺境内の土蜘蛛塚(以前はそう言っていた)を見ながら昔のことを思い出しておりました。

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タグ:京都 社寺
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