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東寺観智院 [社寺]

この観智院は東寺の塔頭です。

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鎌倉時代の延慶元年(1308)、第91代・後宇多法皇は東寺に帰依し、東寺興隆のために21院の建立を計画。
その後、南北朝時代の延文4年(1359)に、真言界随一の学僧だったという杲宝によって観智院は創建されました。
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その後、観智院は東寺一山の勧学院として代々学僧が居住し、僧たちによって集められた密教の聖教類や文章などは、なんと1万5千点以上。
東寺の塔頭の中で最も格式が高く、観智院の住持が東寺の別当職を兼ねていたとのこと。

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客殿の中には、宮本武蔵筆という「鷲の図」「竹林の図」があります。
宮本武蔵は一時この観智院にかくまってもらったそうで、その際に武蔵が描いたとのこと。
この絵がいいんです。
剣豪より画家として生きた方がよかったかも・・・。
剣と絵の二刀流?

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タグ:京都 社寺
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