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彼岸なのに蝉が鳴く? [風景]

私の所に電話をして来る人がいつも不思議がる。
「電話で話していて、蝉の鳴き声が聞こえる?」と。もうお彼岸なのに・・・。
そうなんです。鳴いています。昼間の気温がまだ30度ぐらいありますからなね。
景色は、秋っぽくなっているのにね。

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ここ数日、夜明け前なのに蝉が大きな声で鳴いている。
すごいですよ。なんで夜明けなのか?不思議。
温暖化しているのかな?
温暖化するなら、京都市内でも沖縄のようにTシャツで暮らせるようになったらいいのに・・・。
観光客も着物のようなものを着て観光しているけど、年中浴衣なら楽だろう。
年中床で食事が出来るしね。(笑)

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私の小さい時は、暖房は練炭の火鉢や掘り炬燵だけだった。
家もすき間だらけで、寒かった。
京都の底冷えを知っている世代です。
冷蔵庫も無かった。銅製の箱に氷を入れたのが冷蔵庫。洗濯機も無かった。テレビもなかった。もちろんクーラーもなかった。

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お風呂も夏は、庭で行水だった。
京都市内の街も結構暗かったかも。
子供は沢山いた。小学校の時、1クラス50人で13クラスぐらい1学年でいたのです。
私のところの子供の場合、1クラス7人ぐらいだった。結局統廃合でなくなった。
我が家の子供たちが通った小学校や中学校は統廃合でなくなった。
買い物も小さい時は、公設市場があった。いまはコンビニ程度。これでは暮らせない。子供はどんどんいなくなる。
それが京都市内の現在。
古い街に住む人は少なくなっていくでしょうね。

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話しが違う方向に行ってしもた。
我が家の周りでなぜこの時期にも蝉が鳴いているのか?
東山の山に住んでいるからです。
高度的に言うと清水寺と同じ高さになるのかも。

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山だから猿もいる。タヌキもいる。イタチもいる。ムカデもいる。最近は、トンボがあまりいない。蝉も本当は少なくなった。春になるとウグイスやホトトギスが鳴く。
ウグイスも婚活が厳しいのか夏まで鳴いている。
ツバメは少なくなった。一戸建てに人が住んでいないから巣を作らないからかも。
自然が変化して来ましたね。
そうそう今年は、カマキリもあまり見かけなくなった。甲虫類も少ない。カラスはたくさんいる。スズメは少ない。

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京都の底冷えはなくなってきましたね。
寒くないもの冬が。
環境が変化し、それが京都市内の観光にどう影響するのだろう?

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件の早朝蝉ですが、昼間は鳴かないのです。なんだろう?

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タグ:京都 風景
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