SSブログ

宝船 [社寺]

DSC06045.jpg
↑上賀茂神社

よう考えたら今日は、クリスマスイブやね。
我が家の場合、元々クリスマスは関係ない。
子供たちが幼稚園〜小学校低学年だった時は、ケーキやプレゼントはあった。
でもサンタは、京男の仮の姿と正体を暴露してから、大騒動になり止めることになった。京男は、サンタでなく大国主命なんや!と言った方がらしかったかな・・・。

DSC06067.jpg

そうそう実家を整理したら、幼稚園の時の写真が出て来た。
私の幼稚園はキリスタンだった。
クリスマスに聖劇だったかな、やらされていた。
一年目が牛の役で台詞が「モォォ・・・」
二年目が羊の役で台詞が「メェェ・・・」
本当は、ヨセフの役がやりたかった。一番可愛い子がマリヤ役だしね。その隣にいないとかっこつかんし。
でも当時の京男は、とんでもない悪ガキだったから、そんあ役が回ってくる訳が無い。

DSC06068.jpg
↑本殿

クリスマスプレゼントを幼稚園のスイス人の園長がサンタの扮装をしてプレゼントをくれている写真もある。
そのサンタの髭を誰が沢山抜くか、悪ガキで競争していた。
だから配役の件でキリスタンには、いい印象をもっていないのです。

DSC06091.jpg
↑宝船があるでしょ

家庭的には、長女が誕生日が27日なので、長女の誕生日を優先し、クリスマスケーキはなしだった。
そうそう住んでいる家が元日本酒の醸造元だったので、大きな煙突があった。
子供に「サンタのやつ、あの煙突を伝って降りてきよる。で我が家の物干しから部屋に侵入し、プレゼントを置いていきよる」と教えていた。
4人の子供にプレゼントを用意するのが大変だった。

DSC06070.jpg

しまったしまったシマクラチヨコ。
今日のテーマは「宝船」だった。
宝船の説明をします。

DSC06074.jpg

本日の写真は、上賀茂神社の宝船。
毎年、本殿のところに宝船が飾らはります。
この宝船、結構好きなんです。
見に行くのは久しぶりかも。

DSC06086.jpg

初夢の時、宝船を見たらラッキーといいますね。
でも本来は、「夢違え」または「夢祓え」の船が原形みたいです。人間の穢れを船に積み、水に流していたらしい。
上賀茂神社では、人型に穢れを移し、祓うための受付をしたはりました。
いわゆる大祓の作業ですね。
みなさんは、大祓なんかしたことないだろうな。
年に二回人間の穢れを祓います。
夏越しの祓えと年末の大祓。

DSC06096.jpg

私が見るに、上から下まで人間はすごく穢れていると思いますね。
穢れた状態をなんとかしないといけませんよ。
ワクチンを打つより大祓をしてください。
でもキチンとしてくれる神社は少なくなったかも。
なんか悲しい状態ですね。

そうそう宝船の絵に回分歌を書き添えるのをご存知?
「永き世の 遠の眠りの みな目ざめ 波乗り船の 音のよきかな」
回分は、前からよんでも後ろから読んでも同じ文なんです。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都 社寺
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。