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蒸し寿司の季節 [食]

寒い時、新京極を通ると寿司乙羽の前で蒸気があがっているのを見ると「蒸し寿司」が食べたいと思ってしまう。
もっともそれは最近だからです。

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↑寿司乙羽「蒸し寿司」

小さい時は、蒸し寿司はあまり好きでなかった。
家でばら寿司を作った次の日、ちょっとご飯がパサパサになったばら寿司を蒸し器で蒸したモノの印象がある。
当時、嫌いだった椎茸が入っているし・・・。もともと寿司飯があまり好きでなかったのもあったのもあるかも。
いまは、寿司も椎茸もいただきます。

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家で作った蒸し寿司は美味しくなかったな。
鯖寿司もそうだ。おまつりシーズンになると鯖寿司と赤飯を親戚のところに配ったものです。母親は手作りで鯖寿司は作らなかったと思う。近くの寿司屋さんで注文したものだった。もちろんお赤飯も。
ばら寿司は、家でつくっていたと思う。

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うどんやかき氷も近所のうどん屋さんの手前だった。
よくたぬきうどんをとってもらった。
我が家だけかな・・・最近、デパ地下でおかずを買っている古い専業主婦を見ていると京都市内の主婦は、料理を家であまり作らない?と思ってしまいます。
包丁の手入れだってできないしね。私の母親は、包丁が切れなくなったら新しい包丁を買っていた。

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母親の作ったモノで好きだったのは、挽肉とタマネギのみじん切りを炒め、カレー風味をつけたもので作った、サンドイッチ。クルクルと筒状に作ったのが好き。
私は、お握りというのは食べない子でした。

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蒸し寿司に話しを戻します。
蒸し寿司を食べるようになったのは、比較的最近なんです。
いまぐらいの寒い時期には、美味しく感じます。
寿司を食べに行こうと思うようになったのは、最近なんですよ。

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寿司は、稲荷寿司、カッパ巻、カンピョウ巻、玉子、鱧の箱寿司、カニサラダ?を食べるだけです。
関西風の箱寿司やバッテラも好き。
生の魚介は、あまり食べない。
もちろん、海亀、鯨、マンボウ(蔓延防止ではない)、イルカなんかもいただく時があります。

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↑月ヶ瀬「あわぜんざい」

この蒸し寿司を家でつくるとなると酢加減が難しいですよ。蒸して美味しい酢加減でないといけません。だから母親がばら寿司の残りを蒸したモノは美味しくないのはいうまでもない。
今回食べた蒸し寿司もそれほど美味しくなかったかも。表にセイロにずっと入っていた雰囲気だった。味が飛んでしまっていた。蒸し寿司は注文があってから蒸さないといけないと思います。

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デザートは、いまの時期に美味しく感じる「あわぜんざい」。
これも今頃のものですね。

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本当は、普通の焼き餅の入った普通のおぜんざいがいいのですが・・・。この店のぜんざいは、高いばかりで美味しく見えなかった。本当は、梅香堂に行きたかったのですが、時間がなかった。
まあ、あわぜんざいは、こんなものでしょう。
もうすこし値段を足すと蒸し寿司が食べられる値段がなっとくできないかも。

以上、いまの季節の食べ物紹介でした。

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タグ:京都
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