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新緑の東福寺6 [社寺]

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↑東福寺愛染堂

開山堂からもとに戻り、愛染堂のところに来ました。
愛染堂は、丹塗りの杮葺き八角円堂。南北朝時代の建築。
このお堂は、昭和12年、万寿寺※より移されたものです。
※万(萬)寿寺/昔は、「京都五山」の寺だった。京都五山とは、臨済宗の寺院の格付け。南禅寺(別格)、天竜寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺。その万寿寺ですが衰退し、明治19年(1886年)東福寺の塔頭になってしまったのです。いまでもあるのですが、非公開となっています。
お寺の建物って分解して引っ越すことが出来るのが凄いと思う。いまの建築物ではそんなことできないものね。ちょっとは見習った方がいいかも。

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中には愛染明王がまつっています。
愛染明王は、愛欲などの迷いがそのまま悟りにつながることを示し、外見は忿怒暴悪の形をとるが、内面は愛をもって衆生を解脱させる。
修行僧が悩むのでしょうね。その時、このお堂に来て、迷いのエネルギーを悟りのエネルギーに変換するような役割なんでしょうね。

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愛染堂といえば「愛染かつら」。知っている人はかなり少ないかもね。
歌を歌える人も・・・。
基本的に同じようなパターンの病院の話。
もちろん、ここの愛染堂ではないです。有名なのは長野県上田市別所温泉にある愛染明王堂らしい。

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この東福寺の愛染堂、内装を綺麗にしたらいいでしょうね。
いま、世間で必要なのは愛染明王かも。

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愛染堂の前は、新緑の海状態。
空気が美味しく感じます。

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人が少ない状態なら数時間過ごしたらいいですよ。

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タグ:京都 社寺
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