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五色の短冊 [和菓子]

本日は、七夕ですね。
七夕って小さい子供がいないとしませんね。
最近、生菓子もそうそう買わないし・・・雰囲気が全然ない。

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↑亀屋良長「糸巻」

以前なら生菓子を登場させるのです・・・。
取りあえず、織姫に因んだ生菓子の写真をどうそ。

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↑煉切、黒こしあん

最近、五色というのを追いかけている。
どうようがありますね。
『たなばたさま』だったかな?
 「 ささの葉さらさら
のきばにゆれる
お星さまきらきら
きんぎん砂子(すなご)

ごしきのたんざく
わたしがかいた
お星さまきらきら
空からみてる」
小さい時は、歌っていた?かも。
「ちんぎんしゅなごぉ・・・」この下りが歌えてなかった。

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↑これは、大将軍八神社のミニ茅の輪。五色の短冊がついています。

「金銀砂子(きんぎんすなご)」とは、金箔や銀箔を細かく砕いて、蒔絵や襖絵などを装飾するために使う粉(砂子)のこと。

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↑志ん古、最近こういう懐かしいお菓子が好きかも。

この「ごしきのたんざく」これもよく分かっていなかった。
ようするに何にも分かっていなかった。
七夕って別になにも五色素麺ぐらいだった。
抹茶の色のが好きだった。
別に抹茶の味はせえへんかったけど・・・。

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五色の短冊には意味があるのはご存じないかも。
◆火/礼/赤・・・・・・目上への礼を大切にすること。相手に尽くすこと。
◆金/義/白・・・・・・ルールを守ること。義務を果たすこと。
◆木/仁/青(緑)・・・他者を思いやること。人を愛すること。
◆土/信/黄・・・・・・約束を守ること。正直であること。
◆水/智/黒(紫)・・・優れた知識・知恵を持つこと。正しい判断を行うこと。

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短冊に、「お金が儲かりますように」はどの色に書くのでしょう。
「自分は何もしなうて、いい縁が来るように」なら何色?
「景気が良くなる」「宝籤、前後賞7億ゲット」
子供は、そういうのは書かないかも。
こういうことをしっかり子供に教えないといけませんね。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


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(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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タグ:京都 和菓子
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