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そんたく? [雑記]

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少し前、テレビから「ざいむしょうは、ほうれいにのっとりこくゆうちをてきせつなかかくでばいきゃくしているとしんらいしている。そんたくのはたらくよちはまったくなかった」というのが聞こえてきた。
「そんたくのはたらくよち」?「そんたく?」となりました。
どうやら「忖度(そんたく)が働く余地」ということらしい。

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どうもエライおかたのいわはる言葉は難しい。
難しくすることで国民を煙にまいたはるのかな?
それとも私だけ、わからへんにゃろか。

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どうやら官僚さんたちでは、普通に使っている言葉なのかも。
そうか京男の受けた教育の範囲内では出て来ない言葉やね。
意味を調べてみると「他人の心をおしはかる」という意味。
官僚の人達は、上司の意向を具体的な言葉でなく、考えを察して、必要な準備をしておく。でも具体的なアクションは起こさない。でもGoがでたらすぐに仕事を早く処理する。そうか。そんなことは当たり前にやっていることやね。
やっているけど、「忖度(そんたく)」という言葉はしらなかった。
もっと簡単に言えばいいのにね。

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頭がいいのかわるいのか判断できませんね。
まあ、すくなくとも記憶力はいい。話していて巧みに話題をそらせたりする。
そして「自分は悪くない」と堂々と言う。
結局だれが犯人かわからない状態にしてしまいますね。
戦後、日本の復興に必要だった官僚制度だけど、もう必要でない組織なのかも。
AIで置き換えてもいい商売かもね。AIの方が私情が入らないからいいかも。

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昨日、あるエライ方と久しぶりにお話しして盛り上がった。
その時、忖度について閃いた。
忖度って、「他人の心をおしはかる」ですよね。
他人というのは、人間ということ。
人間同士で忖度なんてするのが間違いかも。
これからの時代は、天というか宇宙の意志をおしはかって生きた方がいいのではないかな?そう思いました。
国を営むのでも、会社を営むのも、天の心をおしはかって、企画と同時に動いていい時代になったかも。天の意にかなう生き方が必要な時代になってきているのかも。
そういう内容を話し、その方と盛り上がりました。
コツは「考えないで観じること」
「感じる」ではないですよ。
「観じる」です。
そして、動く。
「感動」でなく「観動」。

以上、会話のメモみたいなものでした。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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吹よせ [雑記]

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↑これは、東本願寺の残り写真

昨日やっと申告書類を提出した。
昨年からやりはじめた方法でやると綺麗に仕上がった。
数字の中身より見栄えがする。

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↑木の芽和えの季節になってきた

いま、来年の今頃の自分に手紙を書いている。
今年の改良すべて点をメモしております。
一年経つとまったく憶えていないものですね。
興味ないことは、そんなものです。
・そろそろ判子をやめたらいいのに
・和暦を使わないで欲しい
・国民は皆青色申告にすればいい
・その為にシンプルな申告書類にして欲しい
・電子申告はやっぱり無理やなぁ・・・

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↑ぎぼし「吹よせ」、昆布,あられ,豆,海老煎餅など、20種類以上の物が入っている。

提出して後、父親と会食だった。
私の体調が悪く、全然ランチを食べたくなかった。
しかも、父親に説教をしてしまった。
食べ物の扱いがあまりにも乱雑で、食中毒のリスクが多すぎるからです。
すべてゴミ箱に捨ててしまった。

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↑「吹よせ」私はこの丸い煎餅状態のものが小さい時から好きだった。キリスト教の映画で神父さんが信者の口の中にいれる丸いウェハースのような「ホスティア」をこの「吹よせ」の丸いのと同じものと解釈していた。あれが食べられるならキリスト教に入神しようかな・・・と思ったものです。

「ぎぼし」は、昆布専門店です。とろろ昆布、おぼろ昆布、出し昆布、塩昆布、細工昆布等、昆布全般の製品を置いている。場所は、四条柳馬場通を上がった所にある。サラリーマン時代は、刻み昆布茶を買いに行った。昆布茶って粉のモノだと思うでしょ。ぎぼしにあるのは、昆布を細かく刻んだ、本当の昆布茶。とても上品な味がする。出だした細切り昆布は、お醤油と炊いても食べられる。
それとこの「吹よせ」。京都の手土産の定番かも。嫌いな人はいないと思う。

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朝方の夢 [雑記]

ここ二週間ぐらい朝が起きられない。
耳鼻科から処方された睡眠前にのむ薬の影響だと思う。
それとも昼間、昨年の数字を記録するという私にとって重労働をしている疲れなのかも。数字だけを記帳していけばいいのですが、私の場合、その時の画像というか追体験が一々リアルに甦るのでとても疲れるのです。すぐに机の前から逃げてしまいます。そうなると歩くので身体を酷使する。いずれにしても消耗の時期。
昨年の3月ぐらいの数字の記録に接すると入院・手術の記憶が全身的に思い出すのです。右脳が活性化するんは、便利なのですが、こういう時は困ります。これは体験しないとわからないでしょうね。

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昨日の朝方、リアルな夢をみました。今日はその内容を書いておきます。
目覚めて、書き留めました。
食事もチャンとしたり、味もチャンと覚えております。
味付の夢は、私の特技なんですよ。

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以下は夢です。
結構大きなお寺に行った。そこの貫主とは若い頃、その貫主が僧籍に入る前、友人だった。その友人が悩んで自害を考えた時、諭して止めさせた仲だった。
その友人が貫主をしているお寺に久しぶりに行った。
当然、友人の貫主は大変喜んでくれた。
あれからの人生を語ってくれた。
貫主は、書斎机の上にある布巾の下から天目茶碗をとりだし、茶入れから抹茶を入れて、象印のポットからお湯をいれ、茶筅で二、三回お茶を点てた。
別の部屋から「チン!」と音がした。(今、思うに台所で京女が朝の飲み物を作っている音だったと思う)
薄茶(味は私好みの丸久小山園の「雲鶴」でした)と同時に、ちょっとだけ電子レンジで温めた「阿闍梨餅」がでてきた。(この電子レンジのチンの音の時、京女が飲み物を作っていたのでしょうね)
さらに、懐かしい話しが続く。

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食事時になり、たくさんいるお寺の小僧たちに食事の支度をするように指示をだした。
置くの方で典座は大忙しの気配がする。そこまでしなくていいのに・・・。
(たぶん、京女が自分の朝食の用意をしている音だろうな)

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ほどなく食事となった。
食事は、なぜか庭になる。
太陽光線の状態がいい席に座る。
(なぜなら、撮影をするからである。夢でそこまでしなくてもいいのにね)
料理は、普茶料理でなく、天龍寺の「篩月」に似ていた。

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春の日差しがとても気持よく食べようとした。
その時、お寺の小僧が意味なくウロウロした。
その小僧、私の大徳寺麩の入った器に当たり割ってしまった。
その器、客人用のものらしくいかにも高そうな焼き物だった。
(この時、京女が会社に行くためドアを開け閉めしたんだろうな)
「危ない!ジットしてろ!」と大喝一声。
その場が凍り付いた。
本当は、そのガキをドツイタロカと思た。
そんなことをしたら、わやになる。

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一息置いて「怪我はないか?」とイイカッコ言ってしまった。
これは、どこやらの説法で聞いた話やけど・・・・。
周りの人たちは、「よう言ってくださった」とその場がなごんだ。

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その後、水菓子まで味わって食べさせてもらった。
そこで目が覚めた。
時間を見ると午前7時だった。
中途半端に食べた夢ならすぐに寝直すのですが、水菓子も食べたことだし起床しました。

以上が昨日の朝方の夢でした。
今朝の朝食は抜きでした。(笑)
カメラを見たけど当然料理は写っていませんでした。
結構リアルな夢を見るでしょ。一晩中仕事をしている夢だってみます。
当然、朝、起きたら出来てないけど。思い出してこうやって書くときはありますけどね。

※本日の写真は、過去のモノです。

和菓子

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昔、むかし・・・ [雑記]

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↑アクションの時代

実家に行く度に整理を手伝わされる。
ホコリで喉がおかしくなりそうになります。

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↑1日15時間ぐらい働いていた時代。会社でヒヨドリを放し飼いにしていたのはこの時代だ。席はここではないけど。

父親が「お前の写真が出て来た」と紙袋を渡された。
昔の写真を見だしたらだめですね。
でも怖いもの見たさもあるしみてしまう。

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↑フォーク時代

結構、笑う写真が多い。
当時は、結構マジだったのがとても可愛い。
すべて二十歳代の写真。

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↑マドロス(古!)の時代

写真は、退色していたので復元をしたら、余計古さが強調された。
総天然色という感じねっ!

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↑刑事ドラマ風時代。バーバリのトレンチコートがまだ新しい!

その袋の中の写真を長男が見て、ため息をついた。
「どうした?」というと若い頃の京男の写真が自分に似ている写真があったらしい。
複雑な気持ちなんだろうな・・・。
「心配するな。大丈夫。お父さんのようにカッコ良くなるから」と慰めた。

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↑カニ食べ放題時代。二杯分の殻が出た。カニをあれほど食べたのは初めてだった。カニはたくさん食べないと味が分からないと思いましたね。

横で京女が鼻で笑った。
そんな態度はよくないよ。京女さん。
結納の時の写真もほら出て来た。
いまの方がずっと美人になったよ。
よかったね。
いい人と出会えて。
ブツブツいわない!素直に喜びましょう!

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↑カニを食べ過ぎてカニに変身した!

あの時代に戻りたくない。
いまが一番いい。
そう思う京男だった。

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蚊→蝙蝠→スープ問題 [雑記]

昨日の記事のコメントのご返事で書こうと思ったけど、記述が長くなるので単独の記事として書いておきます。

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↑『華味三昧——中国料理の文化と歴史』講談社刊(1981)より。実家にある京男の書庫には、この手の本がいっぱいあります。昔、良い本がいっぱい出版せれていました。食に関する民俗学的考察に興味を持っていた時代の資料。

中国の四川料理に「蚊の目玉のスープ」というのが出てくるのですが、これは都市伝説的なものなんだろうか・・・それとも本当にあるのだろうか?
結論は、あるような、ないようなということです。

蚊の目玉の採取法は、蝙蝠が蚊を餌として食べる。消化できない蚊の目玉の部分を蝙蝠の糞から取り出し、スープにする。
目玉だけ消化できないというのは、ちょっと不自然でありそうにない。
もっと調べるとどうやら小エビの目玉を使ったスープらしい。
ここまでの話しだと「ない」という結論になります。

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↑このイラスト蚊じゃないかもね(笑)

ところが蝙蝠という観点から見るとあり得るのです。
西洋で、蝙蝠というと吸血する不吉な象徴として扱われている。それに対して中国では、「蝙蝠」という語の発音が「福が偏り来る」という意味の「偏福」 に通じるため、幸運の象徴とされている。
清の時代に編まれた『本草備要』という漢方の本の中に「夜明砂」というのが出てくる。簡単にいうと蝙蝠の糞なんです。
それが薬になると記されている。
殆どの蝙蝠は夜に飛びます。つまり「目」がいい「夜盲症に効果がある」になったらしい。ならなにも糞から蚊の目玉をとって食べるより、蝙蝠の目玉をスープとして使えばいいのに・・・。
話しは、それますが1989年ぐらいに、漢方薬の専門家の本を作るため、色々取材したことがあります。一番びっくりしたのが10歳までの男の子の尿に薬効があるという話しでした。そういう趣味の世界じゃなく漢方の世界の話しなんです。
この卵「童子蛋」は同市で数百年も続く伝統食で、男子の尿でゆでた卵の殻にひびを入れ、
さらに煮込んで1日がかりで作られる。特に10歳以下の男子の尿が好まれるという。あの時、我が家の男の子がいたので妙にリアルだった。
糖尿病の人の尿ならデザートになるのかな・・・(変なことを書いてすんません)

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↑『華味三昧——中国料理の文化と歴史』講談社刊より

話しを蝙蝠の糞の話しに戻します。
「夜明砂」を使ったスープがあるのです。
名前は「夜明谷精湯」作り方は、
・材料 夜明砂6グラム、羊の肝臓50グラム、谷精草6グラム、刻みネギ5つかみ、塩、コンソメスープ適量、味の素1グラム
・作り方 羊の肝臓を刻んでおく。鍋を火にかけ、スープ、夜明砂、谷精草を入れ、10数分煮込み、薬剤を取り去る。スープに羊の肝臓、ネギ、塩を入れ、十分煮込む。味の素で味を調える。
よかったらお作りください。(笑)

普通に考えたら、蝙蝠の糞はサーズの感染源になる可能性があるから、お勧めはしません。自己責任ということでお作りください。

以上昨日の補足でした。

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