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有難 [be in hospital]

「ありがたい」を漢字で書くと「有り難い」と書く。
つまり「難がある」ということ。
病院で人間を観察していると皆「難有」ですよね。
京男だって例外ではない。

なぜ、「難有」が「ありがたい」つまり感謝になるのだろう?
病気や災難、トラブルには、自分にとって「意味」があることなんですよ。
「なぜ、病気や災難に意味がある!?」と怒るひとがいるかもね。

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自分のことでいうと、こういう風に肉体的なトラブルがあったということの意味を考えた。ちょっと頭でっかちで肉体を無視したところがあったのかもしれない。
そういう状態になることを自分の本質というか眞我・深層意識が想定していたかも。
そしてそうなった時、克服出来る、またはなぜそうなったのか考える機会を与えてくれたのだと思う。
「誰が?」自分がです。
きっとこれからの人生を生きる上で、肉体を通じて考える必要があったのだと思う。
肉体を軽んじてはいけない。
真理は、遠くにあるのであく、身体の内にあるのだと。
人も全く同じ状態なのだと。

気づきは、人のそれぞれの目的に応じていろいろあると思う。
でもそれに気づいた時、一瞬で問題は解決する。
病気や運命が劇的に好転する人っているじゃないですか。
そえだと思う。
気づいたら、その病気や事件を維持する必要はないのだから。

そういう仕組みに気づいた時、その配慮に心の底から「ありがたい!」と思えるのだろう。
なら、なにも事件や病気が起こっていない内から「(原因に気づきました。)ありがとう!」とやるのはどうかな。
その内、症状が出る前に治まるかもしれない。

口癖で「ありがとう!」というのもいいことだと思う。
できれば優しい眼差しとともにね。
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砕身→骨折→努力→土力 [be in hospital]

京男の入院している病棟は整形外科。
皆さんは、なんらかの処置や手術を受けている。
リハビリ室でのリハビリも受けている。
もう諦めている老人も多い。
しっかり自主トレをする人たちも結構多い。
私も自主トレグループですね。

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↑朝日が京都タワーのあたりを照らしている。これから奥の西山方面を照らしていく。

早く身体が動けるようになって社会復帰したいですからね。
お互いあまり声をかけないけど、お互い認識している。
一人が退院すると知った時、声をかけた。
「退院おめでとうございます。よく自主トレをしておられましたね。次回は外来で会うかもね」と。

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しっかり目的を持ち続ける人は必ず成就するものです。
夢もそうです。
「夢は逃げない逃げるのはいつも自分だ」という言葉がありますが、まさにその通りですね。

抽象的な問題でも成就の仕方は同じなのかもしれない。
身体でもそうだけど、必ずしも皆同じではない。
その人に応じた自主トレがある。
努力の仕方もさまざま。
人のマネから入ってもいいけど、最後は自分にあったやり方があると思う。
だから人から違っても、焦らないこと。
「隣の家の芝生が綺麗に見えたら、自分の庭に花を植えよう!」
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ベン・ケーシー気分? [be in hospital]

入院して一ヶ月経った。
桜のシーズンも終わり、新緑シーズンに入った。
外が一番埃っぽい時期をうまく避けられたのはよかった。
でもそろそろ、脱出しる時期が近づいたかな。
杖無しで退院するとなるとあと数ヶ月入院していなくてはならない。
そういう訳にもいかないので、家から通ってドクターやリハビリはすることになる。
それも計画通り。
リハビリ担当の先生には、日常生活のあらゆる動作対応策を質問しました。
自主トレメニューをリハビリ担当に書くように以来。
そうしないと私の場合、ついやり過ぎるのです。
下手するとそれが逆効果になりますからね。
基準が欲しいのです。
実行は、確実にやります。

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↑鶴屋寿「桜餅」桜葉の塩漬け二枚でサンドイッチしてあるのが特徴

今回の手術、入院はスムーズだったと思う。
病院も病棟も同じだし。
悲しいなか病院での動作を身体が覚えていた。

昨日、S画伯さんがお見舞いに来てくれた。
鶴屋寿の桜餅をお部屋見舞いにいただいた。
お花見はできなかったけど、味覚的にお花見ができました。
そういえば最近、記事を書くけど京男らしくないですよね。
退院したら再開します〜。

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↑手遅れ医者言「これは手遅れやね。なんで発病する前にこないの!」

S画伯さんもこの病院で手術をうけたそうです。
手術の話題になりました。
「手術室に行くとき、ベッドのままいけなかったのが残念だった」と話された。
そうなんです。私も不満?だった。
最初、「歩いて手術室まで行ってください」と看護師さんに言われて。
せっかく手術室に行くのにベッドじゃないの?
『ベン・ケーシー』のオープニングみたいにベッドから天井を見たいですよね。
『ベン・ケーシー』と書かれてもほとんどの人は知らないだろうな。
昭和37年のアメリカのテレビ映画のことです。
YouTubeで検索したら視られます。ご興味のある人はどうぞ。

因みに前回の手術は、ベッドで行きました。
あの時は、まったくの寝たきり状態だったしね。
手術もこの病院の整形外科で語りぐさになっているほど長かったそうです。
あの時『ベン・ケーシー』みたいだと感動したした。(笑)
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ホーボー [be in hospital]

今回入院準備にこのナイフを荷物にいれておいた。
キャンプなんかに使うナイフセット。
昔ならこれとシャラカップを持参するところです。

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このナイフは、CASE社「HOBO(ホーボー)」。
CASE社は、1889年に最初のナイフを製作しました。以来110年以上の歴史を持つ同社はアメリカのファクトリーナイフでもっとも古い歴史があり、まさにアメリカンブランドの象徴ともいえるブランドです。

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HOBO(ホーボー)というのは、アメリカで19世紀の終わりから20世紀初頭の世界的な不景気の時代、土地から土地へ働きながら渡り歩いた渡り鳥労働者のこと。
ホームレスといえばそうかもしれない。家をもたず渡り鳥のように移動する。
鉄道に無賃乗車を決め込みながら、時には追い立てられ、アメリカの自由なフロンティア・スピリットを自らに体現し、文学や音楽の世界で多くの人が彼らに憧れと共感を示した。後のヒッピー文化も同じようなグループなのかも。
『北国の帝王』という1973年アメリカ映画がある。主演がリー・マーヴィンとアーネスト・ボーグナインです。内容は1930年代大不況下のアメリカを舞台に、職を求めて鉄道の無賃乗車で放浪を続ける浮浪者(ホーボー)と無賃乗車犯を追い払う車掌との対決を描く。リー・マーヴィンとアーネスト・ボーグナインなんてご存じですか?もうあんな俳優は出てこないだろうな。顔だけで演技ができる俳優でした。この映画はレンタルでも観ることができますよ。

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話をナイフに戻します。
これがあればナイフ・フォーク・スプーンに使えます。
テーブルに置いてもテーブルに先が着かないので汚くない。
きっとこのスプーンでポークアンドビーンズを食べたらいいですよ。
私が学生時代、暮らしをしている時、ポークアンドビーンズをいっぱいつくって一ヶ月ぐらいそればかり三度三度食べていましたね。「また豆かよ!」と言いながら。これは『ローハイド※』のマネです。
※ローハイド/『ローハイド』(Rawhide)は、1959年から1965年にかけて米CBSで制作・放送されたドラマ(テレビ映画、西部劇)である。若き日のクリント・イーストウッドが出ていた。

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昨日の朝、病院の朝食についてきたゆで卵、キャベツ炒め、ロールパンを加工した。
このナイフでゆで卵をスライスし、キャベツとベーコンのみじん切りのカレー炒めとついていたテーブルロールに切り込みを入れ、簡単なサンドイッチをつくって食べていた。同じ材料でもそうすると食欲が湧きます。
タグ:京都 病院 モノ
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和して同ぜず [be in hospital]

これは、論語の言葉から抜粋。
和して同ぜずとは、人と協調はするが、道理に外れたようなことや、主体性を失うようなことはしないということ。

病院ってマイナス情報が氾濫していますよね。
ドクターや看護士さんが「痛くないですか?」「おかげんどうですか、辛どくないですか?」等々の質問が多い。
それに、そのまま答えていたら「病気」になってしまいます。
そういうと「エエ?病気だから入院しているのじゃないの?」と言われそうね。

京男は、「病」と「気」を分離して考えます。
「病」→身体の不具合
「気」→心の状態
そう考えるとほとんどの人は、最初「病」で入院や通院している。
でもだんだん「気」も影響されてくる。
しばらくすると立派な「病気」になるのです。
たとえ死にかかっていても「心は元気」だと思っております。

身体のどこかが痛かったったらその事実を言えばいい。
だから「辛い」とか「不安」と考える必要はない。
「痛くありませんか?」→「良心が痛い」
「おかげんどうですか、辛どくないですか?」→「懐具合がきわめて悪い」
でもあまり連発すると違う科に回される可能生がありますね。
ご注意ください。

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昨日の朝、実際に見聞きした話。

◆その一/アルコールは大丈夫ですか?
血液検査のため採血。看護師さんが「アルコールは大丈夫ですか?」と質問。(私のように「アル禁」が多いのでしょうね)
患者C「焼酎のお湯割りならOKです」

◆その二/尿検査
尿検査のため検尿カップを持参して渡しながら、「昨晩行っていたようにこのカップに尿をしれてください」
患者B「はい、朝四時から珈琲を二杯飲んで貯めてます。このカップですか、いっぱいいれまっさ」
看護師さん「10㏄ぐらいで結構です」
聞いていて、思わず吹き出した。

◆その三/蒸しタオル
朝一番に蒸しタオルを看護師さんが持ってきてくれます。
蒸しタオルって熱いですよね。
「私も手の皮が薄いので熱いです。顔に直接置いたらいいですよ。面の皮は厚いですから大丈夫」これは、患者A(京男)。
朝の6時に二人で大笑いでした。
うけて良かった。

◆その四/火災警報
早朝、火災警報が全館で鳴った。こんな警報がでるんだ・・・。杖のシュリンクの時、バーナーを使わなくてよかった。(笑)
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