ウチ [京ことば]
わたしのこと。「ウチの若いころは、ここからでもヨー大文字さんの火ーが見えたんエ」というように使う。現在は女性だけが用いる言い方かもしれへんね。
「自分の子」の意味では、「ウチの子ども」の「ウ」にアクセントをおく言い方になる。この場合は、男女ともに使う。
「おうちかて」のおうち(お宅)とは別の言葉。
「おうちはどうお考えたはりますか?」という言い方もあります。この場合は、あまり親しくないけど顔見知りという人に使うかも。相手の名前がうろ覚え状態ではとても便利な言葉ですね。
大阪に行って「自分どっから来たん?」と聞かれて「?」となったことがあります。この言い方は京都人をウロウロさせる。
京都人同士なら「おウチどっからきゃはったん」となるからです。
他の地方の人からすると、「家がどこからきた?」と首をかしげる。
こんな細かいニュアンスになると地方差というのを感じますね。
なんとなく、わかります~。
一般的には 「うち」 = 「家」なのかも。
私は、子供の頃から自分のことを 「うち」と呼んでました。
しかも、いずれとも 「ち」 にアクセント置きます。
地方によって、そうゆうのあるもんですよね。
アタクシも、言葉(方言)について書いてますので、見てみてください。
by (2005-08-28 17:53)
京男さんは、京都のどまん中なのですね。
私は祖母・母が京都府のはずれで、私は大学4年間が京都の北河内の大阪人、半分京都で、半分大阪。東京に来てからは、話し方は京都人に間違えられますが、言い回しはやはり、京都人ではないですねぇ。
「~しはる」(目上の人が~(動詞を)する) までは使いますが、
「~しはっさかい」 には参りました!って感じでした。
by (2005-08-30 23:44)