ジュンサイナ

「あいつはジュンサイナやっちゃな」というような使い方をする。意味は、「いいかげんな」とか「口からでまかせな」というようなマイナスの意味。

ジュンサイとは蓴菜のこと。お澄ましに入れたり、酢の物にする。京都でジュンサイは、洛北深泥ケ池（みどろがいけ）の名産。この水性植物睡蓮花の多年草で、ぬるりとしていて、なかなか箸にかからないところから転じて、不得要領＝どっちつかずの類義語として用い、再転して現在の意味になった。
いまは、あんまり使わへん言葉やね。他人の機嫌を見計らいうまく調子を合わせる人をジュンサイモンといいます。
ほめ言葉としても使う場合がある。「オウチの花子ハン、きれいにならハッて。ジュンサイヤシ、エーお嫁さんにならハリマッセ」

最近の女性は、ジュンサイという表現にあてはまらへんかも知れへんね。
あえて言えば「オクラ」かな。表面は角張っていて（ダイエットしすぎ？）中身はネバネバ。
「えっ！悪口言うたはる」と言われそうやけど、そんなことあらへんよ。
京女さんを見ているとそのネバネバが効くんよ。そやから……これがジュンサイヤツ的表現やね。

オヤカマッサンでした。

コメント 9

おはよう！　
『ジュンサイ』は、お澄ましでしか食べたことないな～。
なんともいえんよね～、あのチュルっとした感じが（^_^）
マイナスの意味とか、ほめ言葉にも使っとったんじゃね。　なるほど～。
by (2005-10-01 08:22) 

ジュンサイに、形容詞としての意味があることを初めて知りました。
オクラで思い出しました。
以前、やはり京男さん（生まれも育ちも京都の男性）との会話の中で、「貴女はさよりのよう」は、ほめ言葉じゃないよ、と。姿は白くてすらっとしてきれいだけど、お腹は黒いだそう。
身体によくてネバネバ好きの私は、「オクラ」大好きです♪
by りんご (2005-10-01 10:48) 

深泥ヶ池って、細～い道を、ずんどこ進んで行った
左手に住宅街の広がる、あの池よね？
道路を拡張するしないで、もめてた記憶があるんだけど。。。。
あそこでジュンサイが採れるとは、以外でした。
by ぽちくん (2005-10-01 11:33) 

☆こはるびよりさん
こんばんは。
今日は一日外出でした。
じゅんさいって不思議な食べ物。
最初にたべようとした人は偉いね。

☆りんごさん
こんばんは。
いつか納豆にオクラとニンニク、ニラの刻んだのをマゼマゼして
食べようと思った。すると固形化してしまい結局食べれなかった。

☆ぽちくんさん
深泥ヶ池は、昔から馴染み深いところです。
実はあそこの生態系の研究というのを高校の時にやっていたのです。
朝早くや夜遅くにずっと奧まで自転車で行っていました。
泊まったこともあります。
幽霊が出るというのがわかったのは後の話。
一回しか見たことないな……。

ここはジュンサイだけではなく、食虫植物も豊富なんです。
とても原始的な生態系。
by 京男 (2005-10-01 19:43) 

！！！
やっぱり出るのね！
すっごくいや～な感じで、ぞわぞわしたもの。
あそこね、女の人と幼い子供がいると思うの。
見たことないけど、感じちゃったのよ～。
きゃ～～～！
by ぽちくん (2005-10-01 23:31) 

☆ぽちくんさん
子供を見ました。
深泥ヶ池は、浮島になっているのです。
上に乗って見るとフワフワしていました。
入水自殺をすると浮島の下に入り込んでしますようですね。
いまでもいるんやろな……ちょっとかわいそうやね。
京都はそういうところがとても多いです。
by 京男 (2005-10-01 23:48) 

　とうとうジュンサイでましたね！
by U3 (2005-10-02 00:53) 

こんばんは～京男さん、もう寝てるよね・・・。
さっき揺れたような気がして・・・ＭＡＳＡ、息子は寝ている。
やっぱ地震は気のせいか・・・で、目がさえてしまった。。。。
で、ｂｌｏｇ観覧しておるアタクシでありまする。　　　　こんな時間に。
では、またね。
by (2005-10-02 02:56) 

☆ブラウンパパさん
京都では、あまり家庭で買ってまで食べませんね。
でも昔からあったと思います。

☆こはるびよりさん
おはようございます。
もう少しすると起きる時間でした。
一度目が覚めて、もう少しと寝たら夜が明けていたんですよ。
by 京男 (2005-10-02 08:26)