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またまた亥の子餅 [和菓子]


↑千本玉寿軒「亥の子餅」

亥の子餅(いのこもち)とは、亥の子に際して作られる餅。玄猪餅(げんちょもち)。
亥の子(旧暦10月(亥の月)の亥の日)の亥の刻(午後10時ごろ)に食べられる。
俳句の季語では冬にあたる。


↑建仁寺の塔頭(とうとう)の摩利支尊天堂(まりしてんそんどう)「禅居庵」のいのしし

無病息災や子孫繁栄を祈って「亥の子餅」をいただく、またこの日に暖房をいれると火事にならないという言伝えもあり、この日に茶の湯の炉開きもするようです。

この千本玉寿軒の「亥の子餅」は、羽二重(はぶたえ)で、粒あんという仕様になっています。
珍しいかも。味は、焼きもちに似ているかも。


↑長久堂「草紅葉」
いまは、まだ紅葉は山の奥でないと見れないかも。
今年も12月近くでないと紅葉は見れないかな。夏の酷暑も影響していて焼けている紅葉も多い。
どうなるかな?


きんとん、小倉餡


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BPノスタルジックカーショー

おはようございます。

今日も続きですね・・・・
それだけ、この行事がお菓子が家庭の中に根ずいているんですね。
今日の亥の子餅 は微妙に違いますね。
こちらの粒餡の方が私好みです。

長久堂「草紅葉」はベースが緑なので、これから始まる紅葉なんでしょうか?
昨日、奈良の山々を見ましたが・・・・
紅葉は全然でした。
by BPノスタルジックカーショー (2007-11-05 04:47) 

京男

>BPノスタルジックカーショーさん、おはようございます。
今日はすっきり早起きでした。(笑)
この行事は、ほとんど茶道系統以外には知られていませんね。
お餅屋さんの店頭では「亥の子餅」と張り紙がしてあるけど、多分意味を知らない人が圧倒的です。今週は「お火焚」という行事がありますが、これもたぶんほとんど知られていないです。きっと秋の収穫に感謝するということが少なくなったのかも。

京都は、まだ紅葉の「こ」の字もないですね。でも観光の車でいっぱい。なにを観に来られているのかな。
by 京男 (2007-11-05 05:06) 

おはようございます。いのししの和菓子、またもや素朴でイイ感じ!
中が粒あんだというのがイイです。おいしそう(^。^)

「草紅葉」は「ホントに和菓子?」って感じですね!
紅葉のイメージ? う〜んなんか違うような気がする?!
カラフルすぎる気がして食べるのにもちょっと考えちゃいますね(^_^;)
by (2007-11-05 07:16) 

おはようございます。
夜遅く食べるお菓子なんだ。
もう、寝る時間かも(笑)。
by (2007-11-05 07:31) 

京男

>Syunさん、おはようございます。
「亥の子餅」のオリジナルは食べたことがないかも。
もっと素朴な感じなんだろうな。餡は入ってないし。
これはちょっと焼くと美味しいタイプ。
「草紅葉」は、紅葉という前の状態の景色かも。
スギゴケに色んな葉がおちている感じかな。確かに鮮やかですね。
by 京男 (2007-11-05 07:39) 

京男

>ドン亀さん、おはようございます。
亥の刻にお菓子を食べたらいけませんよね。(笑)
歯をちゃんと磨かないと。最近なら寝ている時間だ。
by 京男 (2007-11-05 07:40) 

すー

おはようございます。

地味なお菓子ですが、行事と共に脈々と続いているのでしょうね。

長久堂「草紅葉」がそれに比べて華やかですね。
by すー (2007-11-05 08:01) 

おはようございます。
目にも鮮やかな紅葉と緑。
紅葉が待たれます。^^
by (2007-11-05 08:15) 

京男

>すーさん、おはようございます。
この亥子祭って結構地味な行事です。
でも五穀豊穰の感謝や健康を願う大事な行事。
最近は、食べ物があって当たり前の世の中、ちょっとは自然のめぐみに感謝しないといけませんね。
どうしても地味なので派手なお菓子をもってきました。(笑)
by 京男 (2007-11-05 08:30) 

京男

>kurumiさん、おはようございます。
紅葉がたのしみですね。でも、そうなると今年も終り・・・はやいですね。なんにもしていないのに。
by 京男 (2007-11-05 08:31) 

おはようございます。(ちと遅いね)
いのこもち、って、そんなのがあるんですか、
餅の表面に見えてる黒いのは、黒ゴマ?黒豆?
我が家は、随分前から石油ストーブ焚いてます。とほほ~
by (2007-11-05 10:10) 

piano

前に紹介されていたほうがいのししらしい(笑)
ですよね…
by piano (2007-11-05 11:27) 

ぽちくん

こんにちは。
亥の子餅は夜にいただくのね~。
夜寝る前は小腹が空いているから嬉しいかも?  笑
今年も紅葉は遅れそうね。
場所に拠っては市内でも紅葉しているけれど
色がいま一つな感じなの。
by ぽちくん (2007-11-05 12:00) 

京男

>HAZUMIさん、こんにちは。
京都ではよく見かけるのですが、意外と由来をしらないのが亥の子餅。
お火焚饅頭もそうだな。柚子おこしもだ。
お餅の表面は黒ごまです。オリジナルは普通の紅白の餅だったりするようです。
そうですか。ストーブの季節なのね。お風邪に気をつけてください。
by 京男 (2007-11-05 15:06) 

京男

>pianoさん、こんにちは。
そうですね。この間の方が美味しそうですね。
これはこれで粒あんというのがいいんです。
by 京男 (2007-11-05 15:07) 

京男

>三女のぽちママさん、こんにちは。
亥の刻に夜食にちょうどいいかも。
今年は去年ぐらい遅れるみたいです。こればっかりは仕方ないですね。
猛暑で葉先が焼けている紅葉も多いですね。
by 京男 (2007-11-05 15:10) 

hachiko

亥の子餅も、行事も知りませんでした。この行事を知っていたら、毎年、暖房を出す時期も決めておけるし(寒くてももうちょっと暖房を出すのを我慢しておこう、とか考えれるかも)、美味しいお菓子も楽しめるし、いいことづくめですね〜(^o^♪
亥の子餅は本当にイノシシそっくり!ちょっぴり柄が入ってますねぇ。
まだ大方の京都では「草紅葉」にも至っていないかな。でも見頃の紅葉じゃなくて、ほんのり色づき始めた頃をお菓子にするなんて目のつけどころが素敵だと思います。
by hachiko (2007-11-05 18:00) 

京男

>hachikoさん、こんばんは。
面白い行事でしょ。食べ物に感謝したり、健康を感謝したりすることが少なくなっていますね。自分の健康を当たり前に思っている。なんの根拠もないのにね。
おばんざいの考え方はいいですよ。何々の日はこの献立と決まっているんです。研究するといいですよ。
亥の子餅ってなんだか愛らしい。
まだ京都は、紅葉が遅れ気味。でもいずれきれいに色づきます。
あせらずに待ちましょう。真如堂がお勧めですよ。
「草紅葉」というのは、いい表現かもね。
by 京男 (2007-11-05 22:23) 

ゴーパ1号

緑のお菓子、どんな味なんだろう。
by ゴーパ1号 (2007-11-05 22:34) 

子供のころ田舎(和歌山県)で亥の子餅を食べさせられたことを覚えています。その都度、祖父(安政生まれ!)が亥の子の講釈をしていましたが、内容は全く覚えていません。
餅も写真で拝見するような優雅なシロモノではありませでした。
by (2007-11-06 01:49) 

京男

>ゴーパ1号さん、おはようございます。
この緑のお菓子は、まったく普通の味なんです。
小さいころはこの鮮やかな色が苦手でした。
by 京男 (2007-11-06 04:51) 

京男

>はまひるがおさん、おはようございます。
小さいときに食べさせられたんですね。安政生まれのお祖父様に、講釈入りでですか。すごい。きっと火事にならないとか、子孫繁栄とか、無病息災とか、宮中での行事だとかかな。
お餅は、きっとそうだろうな。これはあくまでお茶席に対応した状態なんです。
by 京男 (2007-11-06 04:54) 

朝のソナタ

千本玉寿軒の「亥の子餅」は、餡がいっぱい詰まっていて
美味しそうですね。
長久堂「草紅葉」は色とりどりで、にぎやかな和菓子ですね。
緑色が主体ということは、やっぱり紅葉がこれから始まるという
イメージなんでしょうかね。
by 朝のソナタ (2007-11-12 21:57) 

京男

>朝のソナタさん、こんばんは。
「亥の子餅」はかわいいでしょ。コロンとして。
「草紅葉」はいまぐらいの感じかな。
スギゴケに散った紅葉がある感じかも。
by 京男 (2007-11-12 22:03) 

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