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オムレットライス? [食]

オムライスというのは日本で生まれた料理。
ケチャップで味付けしたチキンライス(バターライスの場合もある)を
卵焼きでオムレツのように包んだ料理。
フランス語のomeletteと英語のriceを組み合わせた和製外来語。
そういえばカレーライスというのも不思議な言葉ですね。

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↑キノコのオムライス、スペシャルセット

「オムライス発祥の店」を自称する店はいくつかある。
中でも有名であり有力とされるのは大阪心斎橋の「北極星」、
東京銀座の「煉瓦亭」ね。
煉瓦亭が元祖オムライスを世に送り出したのが明治34年、
北極星がケチャップライスを使ったオムライスを作り出したのが大正15年であるという点、創業年代(煉瓦亭が明治28年、北極星が大正11年)などからか、雑誌や本など一般的には煉瓦亭が元祖とされることが多い。
まあ、いずれにしても平安時代ではないのは確か。

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↑貝柱のオムライス、スペシャルセット

そういえば、昔、一年ぐらい毎日プレーンオムレツを練習した時期がある。
あの時は、卵を2パックぐらい使っていた。
オムレツは専用のフライパンで作る。
専用のフライパンは鉄製を油を満たし、数日弱火にかけて作る。
そのオムレツ用のフライパンでは、炒め物などしては絶対にいけない。
使用後は、中性洗剤等で洗ってはいけない。
テレビのCMでやっているからついやってしまうだろうな。
テフロンのフライパンなら構わないけど。
中華鍋も同じ。
使い込んだフライパンは黒光りして美しい。

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プレーンオムレツを作る場合、
卵3個なら楽なんですが、2個は極めて難しい。
2個の場合、時間の猶予があまりないから。
経験的には20〜25秒ぐらいで作れたかな。
30秒だと半熟と中身のヒダヒダがいい具合にならない。
しかも表面はつややかで、きめ細かくなければならない。
最初に入れる時の温度がとても大事。
失敗か成功かは、卵をいれた時の音で決まる。
火は常に強火、だし巻きの時もそうだった。

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塩加減も卵は難しい。
オムレツができたらコックとして一人前といわれるのがわかるな。
最近、オープンキッチンでみてるとテフロンが多いし
チャンとした仕事ができていない。
お皿に絵を描くのはうまくなったし、イケメンも多い。
でも腕は二流が多いかな。

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↑コールスローサラダ

この間の北極星も卵に包むのはテフロンを使っていた。
昔は、違ったのに。
だからオムライスの表面がなんとなく艶やかさなないように思う。
形も丸くなったのはフライパンのせいかな。

Twitter→@kyo_otoko
タグ:洛外
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