阿阿の狛犬・・・清水寺 [社寺]
今日も清水寺の不思議シリーズ。
昨日、一昨日の雨でちょっと涼しくなったけど
また今日から逆戻りだろうな。
言うても仕方ないけど「暑い!」
この狛犬は、清水寺の仁王門前のもの。
お寺で狛犬というのも珍しいけど、
両方とも「阿(あ)」というのは珍しい。
普通は、「阿吽(あうん)」なのに。
右側が「阿(あ)」で左側が「吽(うん)」
「阿」は、生まれるとき口を開けて最初に出す音。
そして「吽」は、口を閉じて出す最後の音。
宇宙のはじまりと終りを表す言葉。
「阿」は、真実や求道心。
「吽」は、智慧や涅槃にたとえたりする。
「阿」と「吽」の間を人間の人生という例えでもある。
ところがこの清水寺の狛犬は、両方とも「阿」。
これがとても不思議なんです。
次にこの鐘楼。
お寺に鐘楼というのは珍しくないじゃないといわれそう。
ところがよく見ると柱が6本ある。
これは不思議なんです。
普通、鐘楼というのは4本の柱なんです。
あの除夜の鐘で有名な知恩院の鐘楼でも4本柱なんです。
そう考えるとちょっと不思議な気持ちになるでしょ。
Twitter→@kyo_otoko
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