子宝がほしくば、跨ごう・・・またげ石 [社寺]
↑この表示がある奥に「またげ石」がある
檀林皇后が梅宮大社の砂を産屋に敷きつめて仁明天皇を産んだことから、子授け・安産の神としても信仰されるようになった。
それに因んだのが「またげ石」。
↑真ん中の二つの石がそうです
檀林皇后(橘嘉智子)は嵯峨天皇のの后。
伝説によると、檀林皇后はすばらしい美貌の持ち主でもあり、恋慕する人々が後を絶たず、修行中の若い僧侶たちでさえ心を動かされるほどであった。深く仏教に帰依していた皇后はこうした状況を憂い、この世は無常であり、すべてのものは移り変わって、永遠なるものは一つも無い、ということを自ら示して人々の仏心を呼び起こそうと、死に臨んで、自分の亡骸は埋葬せず、どこかの辻に打ち棄てよと遺言した。
その死骸を放置した場所が「帷子辻(かたびらがつじ)」です。
美人といっても皮一枚・・・か。
閑話休題
この梅宮大社にある「またげ石」は檀林皇后のエピソードに因んだものです。
この石を夫婦でまたぐと子宝にめぐまれるそうです。
偶然、この「またげ石」をまたごうとするご夫婦がおられました。
きっと子宝に恵まれるだろうな。
お幸せに。
勝手に撮影してしまいました。
その分、京男からも応援の念をお送りします〜♪
ハヤシライスを授かりたい場合は「グリル小宝」の方へ行く方がよいでしょう。
↑百度石
京都では、まだ百度石とかお千度なんてのも現役なんですよ。
稲荷の祠はどこにもある。
いつの頃からこんなに多くなったのかな・・・。
もともとは伊勢外宮といえばそうだけど。
ここが梅宮大社の本殿です。
紹介が遅くなりました。
その本殿前の狛犬がかわいいんです。
この狛犬なら勝てそうな気がします。
↑これが猿田彦大神(右)と宇壽女命さん(左)夫妻です。
さてそろそろ梅宮大社を退散するとします。
ええ?紫陽花がないって。
そうなんです。
紫陽花は、まだ咲いていなかったんですよ。
Twitter→@kyo_otoko
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