SSブログ

佳人 [和菓子]

P1140333.JPG

昨日は、いささか画像がグロテスクだったかも。
私にとっては満足した料理なんですけど・・・。
本日の記事は、昨日の穴埋めです。

P1630096.JPG
↑長久堂「花佳人」

P1630106.JPG

P1630156.JPG
↑薯蕷羹、小倉あん、備中あん

生菓子の名前「花佳人」の「佳人」というのは、今となっては絶滅危惧種に近くなってきたように思います。
「大和撫子」とおなじかな。
テレビを観ても、出てこないように思います。
なんだろう・・・。
「精神性」みたいなものかな・・・。男性も女性もスタイルは良くなった。
動く姿を観ると心が出てくる。
綺麗に化粧しても、ちょっとした仕草や表情、言葉に心が出てくる。
いまの視聴者は、自分と同じようなレベルを求めているのだろうか。
昔の映画を観ていると俳優さんの圧倒的な存在感にビックリする。
また、私生活は知られていない。
いまは、なんでもオープンにする。
楽屋の裏話なんか聞きたくないのに。
もっとニュートラルな方が、役作りの上で大切だと思うけどなぁ・・・。

P1630079.JPG
↑長久堂「花の立ち姿」

P1630089.JPG

P1630181.JPG
↑こなし、こしあん

「佳人(美人)薄命」なんて言葉もある。
現代は、皆さま長生きするようになりましたよねぇ・・・。
でもそれは現時点での話で、あと数十年経ったら、みな短命になっていくかもしれません。おそらく日本では、人口が急激に少なくなるでしょう。
政府としては「困る」でしょう。
それなら人口が少なくても回っていける仕組みを考えたらいいように思いますね。
江戸時代の人口ぐらいになったら、エネルギーや食料、住居なんかも楽になるように思いますけど。
システムをそのままにしておこうとするから、大変なんだと思います。
そろそろ発想の転換を全地球的に考えていかないとだめでしょうね。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都 和菓子
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 2

ねびれ親爺

長久堂「花佳人」「花の立ち姿」どちらも綺麗なお菓子ですね。特に薯蕷羹の花佳人の方が気に入りました。花の立ち姿のほうもこなしで細かい表現ですね。


by ねびれ親爺 (2013-05-29 06:20) 

京男

> ねびれ親爺さん、おはようございます
梅雨になり、湿度が上がってくると生菓子が美味しいです。
梅雨が明けるとオフシーズンですから。なんとも優雅な意匠ですよね。
by 京男 (2013-05-29 07:00) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。